前のブログの続きです。


せっかく普段乗らない路線に乗ったので、沿線の名所を散策しようと、秩父鉄道の長瀞駅で下車。


レトロな駅舎がいいですね。




駅から歩いて数分で長瀞の岩畳に到着。

ライン下りの船が出ていました。


想像以上に広範囲に岩畳が広がっていて、他では見たことのない景色でした。




長瀞を散策した後、再び秩父鉄道に乗車し、西武秩父駅へ向かいました。

西武秩父駅前から見える武甲山。


西武秩父駅には「祭の湯」という温泉施設やフードコート、土産物店が併設されていて、平日でも賑わっていました。




今回は八高線のディーゼルカーに乗ることが一番の目的でしたが、実は他にも前から乗ってみたかった列車があったので、その乗り場へ向かいました。

2019年3月16日にデビューした西武池袋線の特急Laview(ラビュー)。


「いままでに見たことのない新しい車両」がコンセプトという言葉通り、未来的なデザインでありながら丸っこいスタイルが可愛らしくて、なんか親しみが持てます。


デッキもイエローでオシャレです。


窓が大きいので、沿線の森林や渓谷がより間近に感じられます。



ランチは西武秩父駅のフードコート内にある「わらじカツ亭」のお弁当をテイクアウトしました。

結構ボリューミーでしたが、揚げたてでサクサクしてて、ビールにピッタリでした。

車内でお弁当を食べながら昼ビールを飲むのは、大人の遠足ならではの愉しみですね🍺

ほろ酔いでお腹も満たされて、座り心地の良いシートに身を任せていたら、いつの間にか眠ってしまいました。



都内からちょっと足を伸ばすだけで旅行気分を味わうことができて、しばし日常の嫌なことも忘れられて、想像以上にリフレッシュできた。


仕事とか色々嫌なことがあるたびに遠方に旅行するわけにはいかないが、時間やお金をかけなくても旅行気分を味わえて気持ちをリフレッシュできる場所が意外と近くにあるんだな。


私は今まで、物理的にも精神的にも、あらゆることで、遠い場所に逃げ場を見つけようとしていた気がする。


でも、ちょっと視点を変えてみるだけで、すぐ近くにも逃げ場となりうる場所が見つかるのかもしれない。


終点の池袋駅に到着した特急から降りたあと、いつもの通勤電車の吊り革につかまりながら家に帰る途中、そんなことを考えていた。



以上で、ひとり遠足の感想文は終わりです。
お読みいただき、ありがとうございました。