※連日スミマセン。
下の話が出てきますので嫌な方はスルーしてください。
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昨日のブログで、大腸ドックで内視鏡検査を受けるため、ここ数日食事制限していると書いた。
検査前日の昨日は炭水化物も控えめにして、夜は豆腐の味噌汁と半熟卵しか食べなかった。
昨日の夕食後、錠剤と粉末状の下剤を飲んだ。
前のブログでも書いたとおり、検査当日に飲むモビプレップという腸管洗浄剤がとにかく不味いのだが、昨日飲んだ下剤もなかなかの不味さで、空腹のせいもあり、気持ち悪くなり吐きそうになった。
でも、下剤のおかげで早くも昨日の夜に便が出はじめた。
そしていよいよ検査当日。
朝も便が出て、ここまでは順調かと思っていた。
いよいよ意を決して、錠剤の下剤と腸管洗浄剤のモビプレップを飲み始めた。
最初の一杯は目標のペースで何とか飲むことができた。
ところが2杯目に入ってから、だんだんお腹に水が溜まってきた。
お腹に溜まった水分を腸へ誘導しようと体を動かしたりしてみたが、一向に液体が腸へ降りていく感じがせず、だんだん気持ち悪くなってきた。
このままのペースだと時間内に飲み切ることができないと思い、モビプレップを少し多めに飲みこんだ。
しかし、そこで惨事が起こった。
リビングのソファに座りせっせとモビプレップを飲んでいたのだが、急激に吐き気が強まり、トイレに行くのも間に合わず、その場で戻してしまった🤮
大腸ドックの案内チラシに、吐いてしまった場合には病院に連絡してくださいと書いてあったので、病院に電話した。
看護師さんに状況を伝えると、「便が透明にならないと検査はできないので、少し休んでからでいいので頑張って飲んでみてください！」と言われた。
その後1時間ほど休んで、少し体を動かしたりしてみて気持ち悪さも少し収まった気がしたので、再度モビプレップにチャレンジした。
一口目は吐きそうになりながらも何とか我慢できたのだが、二口目を飲んだら、やはり吐いてしまった。
モビプレップとお茶の他に吐き出すものはないのに吐き気がおさまらず、胃液を吐いた。
家を出るまでまだ時間はあったけど、もうギブだと観念し、再び病院に電話してキャンセルを伝えた。
受付の方は「キャンセル承りました。ドック代のお支払いについては後ほどご連絡します。」と言って電話を切った。
もうこれでモビプレップを飲まなくていいという安堵感と、ここまで準備してきてお金も払うのに検査中止を選択せざるを得なかった無念とが入り混じって、何とも言えない気持ちになった。
何より、気になることがあったので、やはり大腸の内視鏡検査は受けておきたかった。
何やってんだろう、私。
モビプレップが飲めなくて大腸ドックを受けられないなんて、大人として情けない。
でも、モビプレップが不味いという以前に、飲んでも飲んでも吐き出してしまったら、どうしようもない。
そんなことを考えてモヤモヤしながらソファに横たわって休んでいたら、病院の看護師さんから電話がかかってきた。
「今の便の状態はいかがですか？」と聞かれたので、「だいぶカスは少なくなっているけど、まだ透明にはなっていません。」と伝えると、看護師さんは「少々お待ちください」と言った。
その後、再び看護師さんが電話口に出て「検査担当の医師に確認したら、見られる範囲で検査することは可能とのことです。来院できますか？」と言った。
私は「では予定通りお願いします。でもこれ以上モビプレップを飲むのは厳しいと思います。」と伝えた。
そうしたら看護師さんは、「下剤は無理して飲まなくて大丈夫です。脱水症状になるので水分はお摂りください。」と言った。
結局、予定通り検査は受けることになった。
家を出るまでの時間、私は水だけ飲んだ。
でも、冷静に考えると、お水は飲めるのにモビプレップは吐いてしまうって、何なんだろう？
精神的に受け付けないと思っていることが身体的な反応として出ているのかな？
病院からは、モビプレップが嫌で頑なに拒否ってるワガママBBAと思われてるかも。
でも、ずっと気持ち悪くて、結局お水もほとんど飲めなかったのだけど。
ともあれ、やっぱり大腸ドックを受けられることになり、少しホッとした。
精度は落ちるかもしれないけど、受けないよりはマシだ。
その後病院へ行き、いよいよ内視鏡検査を受けた。
腸内が汚いと医者に怒られるかと思ったけど、「とてもきれいで全然普通に検査できましたよ。特に問題はありませんでした。」と言われ安堵した。
看護師さんからも、「食事制限していただいたおかげで腸内もきれいで、検査できて良かったですね。」と言っていただいた。
この数日間の食事制限は無駄ではなかったと思い、達成感が湧いた。
検査後にお医者さんに、昨日下剤を飲んで気持ち悪くなったと伝えたら、「その下剤は少し強いので、それが合わなかったのかも。次からはお薬を変えるなどしてみますね。」と言っていた。
モビプレップも飲みきれない人や吐いてしまう人もいるので、下剤が飲めなかった場合でも何とか検査が受けられるよう病院でも工夫してくれるらしい。
なので、今後大腸内視鏡検査を受ける方は、気持ち悪くなったら無理せず、キャンセルする前にまずは病院に相談してみて欲しい。