今日は9月1日、防災の日。
ちょうど100年前の今日、関東大震災が発生し、東京の中心部は壊滅的な被害を受けた。
あれから100年が経ち、首都直下型地震がいつ発生してもおかしくない状況だと言われている。
震災だけでなく、大型台風やゲリラ豪雨など、かつて経験したことのない規模の災害に巻き込まれる可能性もある。
もし災害が起こったら、私には一緒に避難する家族もいない。
一応、災害用品をリュックに詰めてあるが、一人で運ぶにはなかなかの量だ。
いざという時、一人でこれを持って避難所まで行けるのだろうか。
避難できたとして、避難所で周りは家族ばかりなのに、私だけ一人で体育座りしてじっとしてる姿を想像すると、不安でたまらない。
そして、これからどんどん年老いて、持病があったり足腰が弱まったりすると、自分だけでは避難もままならず誰かの手助けを受けたり、避難中も病状のケアなど色々なサポートが必要になる可能性がある。
しかし、今日の日本経済新聞に載っていたが、首都直下型地震が発生した場合、1都3県の災害拠点病院の6割で通常診療が確保できない予測とのことである。
そう考えると、日頃から災害用品を備えておくことも重要だが、健康にも気をつけて、なるべく自力で行動できるようにしておいた方がいいのだろうな。
今日は直前に予約が取れて、胃がん検診を受けた。
胃カメラを入れて細胞の検査もしたので、アルコールは控えてくださいとのこと😭
昨日も検査前でお酒を飲まなかったので、今日は検査が終わったらパーっと飲もうと思っていたのだが、、、。
しかし、最近飲み過ぎかなと思っていたので、ちょうど良い休肝日になった。
物資の備えも大事だけど、まずは自身が健康でいてこそだ。
夫の病気がわかった時、すでにかなり進行していて、有効な治療手段の望みは絶たれていた。
夫にもっとお金をかけて頻繁に人間ドックを受けさせればよかったのにと思うと、夫がかわいそうだし、自分を責める気持ちもある。
夫がいなくなってしまい、私も長生きしたくないと思う一方で、病気が怖くてお金をかけて人間ドックなどを受けていて、夫に申し訳ない気持ちになる。
しかし、前のブログで一人で年老いていくのが怖いと書いたが、検診を受けたり気がかりなことを解決するために何かに取り掛かったり、自分なりに色々な不安を少しでも解消しようとしている。
災害だけでなく、色々なことに備えておくことで、不安が少し解消される。
心配しすぎで、中にはそこまでやらなくてもいいこともあるかもしれないし、無駄なこともあるかもしれない。
でも、無駄かもしれないけど、こうした方がいいかなと思ったことを片っ端からやっていくことで、得体の知れない不安に冷静に向き合うことができ、少しだけ心が軽くなる気がする。
備えあれば憂いなし。
今の私には、備えが実際に役立つかどうかより、備えるという行動そのものが心の安定につながる気がする。
これからも一人で生きていかなければならない以上、安心できると思えることに手間やお金をかけてもいいのかなと思う。