今日は仕事で出社したが、最寄駅に着いた時にスマホを家に忘れてきたことに気づいた。



取りに戻ろうかとも思ったけど、私の家は駅から遠いし、今日は朝から焼けるような陽射しだったので、そのまま職場へ向かった。



最初のうちはなんとなく落ち着かなかった。



でも以前から、スマホがあるとついネットを見てしまったり仕事の連絡が入ったりして、情報に振り回されている気がしていた。



スマホがないと、そういうものから解放されて、身軽になった気がした。



思えば私が若い頃は、スマホどころか携帯電話もネットもなかった。



家の電話しかなく、交友関係が親にバレバレだった。



外で連絡するとしたら電話ボックスだった。



テレホンカードの残があとどれくらいとか気にしてたな。



そう考えると、別にスマホがなくたって生きていけるのかもしれない。



情報にとらわれて必要以上に自分を縛りつけて、むしろスマホなんてない方がいいのかもしれない。



スマホがないと何かトラブルがあってもすぐに連絡できないという弊害もあるけど。



でも私の場合、それ以外には意外とスマホがないことの弊害が少ない気がしてきた。



何より私には、もはや必ず連絡を取らなければならない人がいない。



夫がいた時は、毎日夫とメールで連絡を取り合っていた。



お互い仕事してたから、今から帰るとか夕飯は買って帰るとか、他愛ないことを。



夫からのメールは、いつも必ず軽いギャグが盛り込まれていて、私はそれを見てクスッと笑っていた。



そして夫の病気が発覚してから、私はアップルウォッチを買った。



私が仕事中でバタバタしてても、夫からの連絡にすぐ気づくことができるように。



でも今は、アップルウォッチを着けてまで、すぐに連絡があったことを知りたい相手などいない。



そして今日わかったのは、何がなんでも繋がらないといけない人なんて私にはいないということ。



何か哀しいな。



あんなにスマホがなくて不安だったのに、実はそこまでして繋がらなきゃいけない人がいないとは。



そんなことを考えていたら、この曲が脳内再生された。



東京プリンの「携帯哀歌」。



東京プリンの牧野隆志さんは若くしてお亡くなりになった。



この曲は、Z世代には理解できないだろうが、私には刺さりまくって名曲だと思う。



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今日の欲望MAXディナーは、牛ランプのステーキとマグロの握りです(肉も食べたい、魚も食べたい。どっちやねん!)



エビスビールはやっぱり美味しいね🍺