独り身のアラフィフ薄給パートの身分にも関わらず、贅沢しすぎかな?と罪悪感を抱いている。
今月も、ひとり温泉旅行のほかにもお金を費やしてしまった。
そのお金はほとんど飲食代なのだが。
たぶん私のエンゲル係数は高いんだろうと思う。
私の場合、世帯収入は高くないので、当然エンゲル係数は高くなるのだが、それにしても同じくらいの収入の世帯と比べると、おそらく高いのだと思う。
好きなものを好きな時に食べて飲んだり、好きな時にふらっと旅行したりしてるが、私の経済力を考えると身分不相応なんだろうな。
それは理解しているが、今日も贅沢してしまった。
今日は仕事ではなかったのだが、午前と午後に用事があり外出した。
午前の用事が早く終わってしまい、午後の用事まで時間が空いてしまった。
お昼ご飯を食べながら時間を潰そうと思ったけど、ランチの時間はどの店も混んでてゆっくりできなそうな気がした。
なので、ホテル内にあるちょっとお高めなレストランへ行った。
平日だからか、ランチの時間でも満席ではなく、予約なしで入店できた。
店内は思いのほか日本人の客ばかりで、年配の夫婦や女性のグループが多かった。
皆、楽しそうに会話しながらランチを楽しんでいた。
一人客は私だけだった。
昨今、おひとりさまが認知され、一人でも結構いろんな所に行ける気がしていた。
でも、やっぱり、今日私が行ったようなお店は、私のようなおひとりさま向けではないのかな。
ホテルの高層階にあるダイニングは大きな窓に面していて、曇天でも明るかった。
高層ビルや大きな公園も見えた。
私以外の客は、お金も持ってて生活に余裕がありげで、パートナーや友達と楽しげに話していた。
全てが私とは真逆の世界。
私には眩しすぎる。
私が身を置いてはいけない空間のように感じた。
窓際の眺望の良い席は予約で埋まっていたので、私は窓から少し離れたカウンター席に案内されたが、そこでも眺めは良かった。
しかし、私の後から入店してきた年配の夫婦は、眺めの良い席に座りたい様子だったが空きがなく、仕方なく別の席に案内されていた。
私は申し訳ない気持ちになった。
私のような者より、人生をエンジョイしているであろうその年配の夫婦こそ、眺めの良い席に座る資格があるのではないか。
思わず「私の席と代わりましょうか?」と言いそうになった。
(しかしその夫婦は、メニューを見て食べたいものがなかったのか、結局何も頼まずに店を出て行ってしまった。)
その後ランチをいただいたが、店員の対応も良いし、お値段は高めだがゆっくりすることができ、午後の用事までの時間を潰すことができた。
贅沢しすぎなのはわかっている。
けど、こういう気持ちのゆとりも含めてのお値段だと思えば、無駄なお金ではないと思う。
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ステーキのワンプレートランチをいただきました。
ビールも美味しかった🍺
