今日からゴールデンウィーク後半。
鉄道も高速道路も混雑していたらしい。
テレビをつけると、ゴールデンウィーク特集ばかりだ。
かたや私は、家でダラダラしている。
当面の仕事は何とか片付いたので、ゴールデンウィークは休めることになったのだが、連休後はまた忙しくなりそうだ。
なので今のうちにと思い、前から懸案になっていたことに取り掛かった。
その一つが、夫が撮った写真の保存。
夫のスマホに保存されている写真のバックアップをしておかなければと思っていたのだが、見るのが辛くてなかなか取り掛かることができずにいた。
今でも見るのが辛いのは変わらないのだが、突然データが消えてしまったりしたらどうしよう?と不安で、とりあえずクラウドに保存することにした。
一枚一枚じっくり見てしまうと色々思い出してしまって辛くなるのが想像できたので、まとめてクラウドに保存しようとした。
でも、スマホの画面に表示されたリストの小さい写真だけでも、色々思い出してしまって胸が苦しくなった。
二人で過ごした楽しかった日々が本当にあったのだと思い、宝物のように愛おしくなり、嬉しいのと淋しいのと、色々な感情が交錯した。
やっぱり、まだ、夫の写真を見るのは辛いな。
もしかすると、これからも夫の写真は辛くて見られないかもしれない。
でも、夫の写真がもし消えてしまったらと思うと不安でたまらない。
夫の写真は、私の人生が満たされたものであったことの証であり、私の心の拠り所であり、守りのようなものなのだ。
だから、今後もまともに見られないかもしれないけど、ずっと残しておきたい。
でも、いつか笑って夫の写真を見られるようになれたらいいなと思う。
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