今から約30年前。
バブル景気が崩壊し、徐々に景気が後退していった。
あの頃、私自身も色々辛かった。
何もかもがうまくいかず、苦しかった。
30年経った今も、あの頃と似ている気がする。
今も、世界的な景気後退懸念が強まり、日本は円安で物価高になり、株価も下がっている。
そして私自身も何もかもがうまくいかない。
けど、30年前は何だかんだ言って若かった。
苦しくてもがいていたけど、その先には明るい未来が待っていると信じることができた。
だから、辛くても我慢できた。
でも今の私には、明るい未来が待っているとは思えない。
最愛の夫がいなくなるという人生最大の辛い経験をさせられた上、何もかもがうまくいかなくて、辛くて仕方ない。
そして、その辛さに立ち向かって明るい未来を切り拓こうという気力もない。
とにかくこの辛さから逃げたい。
ああ、やっぱり歳とってしまったなあ。
今の職場は若い人ばかりなので、余計自分が老いぼれていると思い知らされてしまう。
俗世で暮らすのが嫌になる。
出家してどこかに隠居したい。
けど、そのためには仏教の修行を積まなければならないが、その修行さえ耐えられない気がする。
一体どうすれば、この辛さから逃れらるのだろうか。
考えるのも面倒くさくなってきた。
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広島カープの佐々岡監督が辞任会見を行った。
3シーズンで5位、4位、5位という成績の責任をとった形と思われる。
正直、佐々岡監督は人が良すぎる故、シビアな采配ができないのかな?とイライラすることもあった。
でも、リーグ3連覇した緒方前監督時代と比べられて常に批判に晒され、気の毒だなとも思っていた。
とりあえずお疲れ様でした、佐々岡さん。
今シーズンは、カープはクライマックスシリーズの切符を逃し、メジャーに挑戦した鈴木誠也も怪我などもあって活躍したとは言えない状況だった。
私の数少ない楽しみすら奪われてしまった。
でも、来年は少しはマシになると信じよう。
私自身に関しては明るい未来は想像できないけど、せめて、来シーズンはカープも誠也も復活してくれると信じて。
