おとといの、安倍元首相が選挙応援演説中に銃弾に倒れ亡くなるというショッキングなニュースに、日本中が動揺した。



犯人は、政治的信条とは関係なく、別のことで安倍元首相へ私的な恨みがあり犯行に及んだとの報道があった。



本当にそれが原因なのかは謎だ。



しかし、どんな理由であれ、人を殺していいことにはならない。



ただ、ひろゆき氏のコメントがネットに載っていて、それもわかるなと思った。



「ABEMA TIMES」より



ひろゆき氏曰く、

「社会に対して『一発やり返してから死のう』『死刑とか刑罰って怖くないよね』という人が出てきちゃう。それが最近起きているテロ的な事件なのかなと思う」。



確かにここ数年、逆恨みや勝手な思い込みで無差別に殺傷行為をするという事件が多発している。



しかし、そういう事件を起こした人物を、ただその人が悪いで片付けてしまっていいのか?



重大な事件を引き起こす前に、社会ができることはなかったのか?



ひろゆき氏は、

「社会の人とのつながりをなるべく、赤の他人でもつながりを持つようにする、金を配って食えない状態をなくすことが、事件を減らす上では早いんじゃないかなと思う」

と言っている。



確かに、こういうテロ的な事件を引き起こした人物は、社会で虐げられ、経済的にも立ち行かなくなり、追い詰められた人が多い気がする。



今回の安倍元首相の事件は、正直、本当に逮捕された人物の単独犯なのか、政治とは関係ないのか、真相はわからない。



ただ、逮捕された人物は、ひろゆき氏の言うような「社会に対して『一発やり返してから死のう』『死刑とか刑罰って怖くないよね』という人」に当てはまっている気がする。



そして、そうやって追い詰められた人間は、選挙なんか行って何になる、政治は何もしてくれないと絶望しているかも知れない。



確かに、たかが一票を投じたところで、何も変わらないかもしれない。



でも、だからと言って、投票しないのは、政治に文句を言う権利を放棄しているとも言える。



どんなに社会で冷遇されようが、選挙権は全ての成人に平等にある。



ちなみに、私の親は、そんなに学があるわけでもなかったけど、選挙だけは必ず行けと言っていた。



その教えに関しては、自分の親を尊敬する。



今日は参議院議員選挙投票日。



皆さん、投票に行きましょうね。