フィギュアスケート世界選手権男子シングル。
ショートプログラム100点越えが4人と、ハイレベルな争いになった。
ショートを終えてトップは宇野昌磨選手だった。
ショートの演技後、会心の出来に氷上で飛び上がっていたのが印象的だった。
そして今日のフリー。
宇野選手は高難度のプログラムを滑り切り、フリー200点越え、合計300点越えで、金メダルを獲得した。
フリーの「ボレロ」は、コーチであるステファン・ランビエールが宇野選手のために振り付けたプログラム。
オリンピックでは納得のいく演技ができず、ステファンのために納得できるボレロを演じたいと言っていた。
今回は本人も納得のいく演技だったようで、滑り終えてうなずいていた。
宇野選手は一時期コーチ不在で思うような成績も出ず苦しんでいる様子がうかがえた。
でも、ランビエールコーチの元に行って、見事に復活して、オリンピックでは銅メダルを獲得し、そして世界チャンピオンになれて、良かったと思う。
銀メダルは鍵山選手だった。
逆転はならなかったが、オリンピックに続き見事なメダル獲得だった。
ジャンプでミスがあったが、成功したジャンプの安定感は抜群で、出来映え点も高かった。
鍵山選手も世界チャンピオンを狙える力があるので、これからも期待したい。
銅メダルはビンセント・ジョウ選手。
ジョウ選手は新型コロナ感染でオリンピックの個人種目に出られなかったが、今回は見事メダル獲得となった。
そして、友野一希選手は、羽生結弦選手の代わりに出場予定だった三浦佳生選手が出場できなくなり、急きょ出場した。
にもかかわらず、ショート100点越えで3位につけた。
フリーではミスがあり6位に終わったが、友野選手のエンターテイナーぶりが存分に発揮されたフリープログラムで、魅了された。
以前、友野選手のエキシビションを見て、とても魅力的な選手だと思っていたので、今回、世界選手権で見られて嬉しかった。
日本人選手の表彰台独占はならなかったが、最後までドキドキしながら観ていた。
どの選手も素晴らしい演技を見せてくれてありがとう。
そして、宇野選手、おめでとう🎉
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高難度のプログラムである「ボレロ」を演じ切った宇野選手。
得点が出て、ランビエールコーチも喜んでいました。
ステファン、カッコいいな❤️

