北京オリンピックが開幕した。



昨日は一日、フィギュアスケートの団体戦を観ていた。



男子シングルショートプログラムは、宇野昌磨選手が出場した。



ネイサン・チェン選手には点数は僅かに及ばなかったが、宇野選手の美しい演技に魅了された。



演技が終わってリンクから上がった時、敵であるはずの他国の選手までもが、宇野選手を讃えていた。



それほど素晴らしい演技だった。



試合後のインタビューも、宇野選手っぽくて良かった。



また、アイスダンスの小松原美里選手と小松原尊選手、ペアの三浦璃来選手と木原龍一選手も、素晴らしい演技を見せてくれた。



アイスダンスとペアは、以前はアメリカやロシアをはじめ他の国とのレベルの差がかなりあった。



でも、近年の日本におけるアイスダンスやペアのレベルの向上は目を見張るものがある。



昨日のアイスダンスとペアの試合では、日本人選手が強豪国のトップレベルの選手にも引けを取らない素晴らしい演技を見せてくれて、感動のあまり目頭が熱くなった。



改めて、日本のフィギュアスケートの進歩はすごいなと思う。



私は伊藤みどり選手が好きだったのだが、あの頃の日本人選手は、すらっとした欧米の選手と比べると、体型からして明らかに見劣りしていたのは否めない。



伊藤みどり選手の活躍は素晴らしかったが、そんなに世界で活躍できるレベルの選手が日本に何人もいたわけではなかった。



それが、今や、日本はフィギュア大国になり、外国人選手と比べても技術面だけでなくビジュアル的にも見劣りしない選手が増えた。



伊藤みどり選手ですら金メダルを獲れなかったのに、まさか日本人が金メダルを獲得する日が来るとは思いもしなかった。



フィギュアスケートだけでなく、最近の日本人アスリートは皆メンタルも強くて、国際的な舞台でも堂々と戦っていて、素晴らしいと思う。



気持ちが落ち込んでいても、オリンピックを観ると素直に感動してしまう。



しばらくはオリンピックに全集中して、嫌なことは忘れようと思う。



このコロナ禍の中、頑張っている全ての選手を応援したい。





p.s.


近年のオリンピックの開会式は無駄に凝りすぎてて長くて見る気がしなかったのだが、今回の開会式は過度な自国文化のアピールもなく、コンパクトでシンプルで、意外と良かった。


そして、まさかの聖火台。


何か、ユルくていいなw


ちなみに、この、すえきちさんのTwitterの写真もユルくてツボってしまった。