この季節は夫の病気が急激に悪化し始めた時期で、色々思い出してしまって辛い。



しかも辛さに追い討ちをかけるようなイベントが色々ある。



夫の三回忌法要をどうしようか悩んでいたが、来月執り行うことにした。



命日とか、死にまつわる行事を未だに受け入れられず、法要も気が重くて、本当はやりたくなかった。



でも、周りから色々言われるのも面倒なので、三回忌法要は行うことにした。



私は色々準備したりお坊さんをおもてなししたりと、ゆっくり夫に思いを馳せることもできないだろう。



また、自分勝手な実父の話を聞かされたり、能天気な義弟一家がレジャー感覚でやって来て子供の話とか延々と聞かされるのかな。



ただでさえ精神的に不安定なのに忙しない中、幸せオーラ全開の義弟一家を見せつけられないといけないのか。



私は未だに夫の死を受け入れられていない。



だけど、法要とかの場では、死を受け入れろよと圧力をかけられているように感じてしまう。



周りの人達は、夫を過去の人として扱って話をする。



私の中ではいつまでも生きているのに。



でも、そんなこと理解しろと言っても無理だろう。



そして、周りが私の気持ちをわかってくれなくて辛い、義弟一家が楽しそうにやって来るのが嫌だから法要をやらないなんて言ったら、夫は悲しむだろう。



そんな理由で大事な三回忌法要をやらないなんて、大人気なさすぎるし、非常識だと思われるんだろうし。



夫の三回忌は来年年明け早々なので、かなり早めに法要を行うことになる。



法要が終わる頃は、世間はクリスマスや正月で賑やかな雰囲気になってるんだろうな。



そんな中、私はますます気持ちが落ち込みそうだ。



この時期だけどこかに逃げられたらいいのに。