前に本を読んで、セルフ認知行動療法を始めたと書いた。




でも、本に書いてある通りに自分のネガティブな感情と徹底的に向き合おうとするのは、簡単なようで結構難しい。


そこで、カウンセラーさんの薦めもあり、まずは自分を客観的に見つめるために、毎日簡単な日記をつけることにした。


その日の簡単なスケジュール、思ったことや感じたこと、そして、「褒めポイント」を書いている。


「褒めポイント」は、どんな些細なことでも、必ず最低1個は自分で自分を褒めてあげたいと思うことを見つけて書き出す。


認知行動療法では、自分はダメだとか自分のせいとかいうネガティブな感情を書き出して分析して、認知の歪みを治していくのだが、ネガティブな感情とじっくり向き合うのは大変な作業で、挫折しそうになる。


なので、ネガティブな部分ではなく、ポジティブな部分にフォーカスすることにした。


でも、それだけでも、前より自分と他人とを比べて自分はダメだと思うことが少なくなった気がする。


この前、カウンセラーさんに「褒めポイント」の話をしたら、とても良い取り組みだと言っていただいた。


ネガティブな感情が湧き上がったり落ち込んだりしてもいいと思う。


ただ、どんなに辛い日でも、逆に何でもいいから自分を褒めてみる。


辛い時ほど、たった一滴の水でも心に染み渡って潤った気持ちになることもある。