「週刊現代」8/22・29号に、「65歳すぎたらひとりで生きる準備をする」という特集が載っていた。


記事では、色々な著名人の生き方が紹介されていた。

人それぞれだか、意外に思ったのが、友だちと交流するとかいうことは書いてなくて、ひとりでも孤独と感じず人生を楽しむ術が書かれていた。

そして、「結局、人は死ぬときはひとり」「孤独を楽しみながら暮らしていく」としめくくられていた。




私は子どもがいないし、親や兄弟も私より長生きするかはわからない。

ひとりで死ぬことも怖いけど、その怖さを何十年も抱えて生きていくのはもっと怖いと思っていた。




でも、「結局、人は死ぬときはひとり」という言葉を読んで、そうかもしれないなと思った。

いくら誰かが看取ってくれたとしても、その人も一緒にあの世に行ってくれる訳じゃないし。




夫はどうだったのかな?

夫の最期を思い出すと辛くて、まだ冷静に振り返ることができない。

でも、痛みがあったり、そばにいてって甘えた時もあったけど、せん妄があったため死の恐怖は感じていなかったのかもしれない。

そして亡くなった時、看護師さんが、苦しまずに逝かれましたよと言ってくださったのが救いだった。




恐怖におののきながら死ぬのは辛い。

でも、ひとりで死ぬとしても、怖さを感じずに死ねたらいいと思う。




死ぬことを受け入れられたら怖くなくなるのかな。

そのためにはどう生きていけばいいのか。

たぶん、そんなに簡単に答えは出ない。

でも、ひとりで生きていくことを恐れないことが大切なのかな。