先日ブログでも書きましたが、夫の新盆はお坊さんは呼ばず、私一人で供養することにしました。
いつもお世話になっているお坊さんにもその旨の手紙を出したら、お坊さんからお手紙が届きました。
お手紙には、「それぞれが故人を偲ぶことが大事だと思います。」としたためてありました。
また、私の家には来ないけれど、出会えたことに感謝してお経をとなえますと書いてありました。
他にも色々と深い言葉が書かれており、心が救われた気がしました。
このお坊さんとは、たまたま十数年前に義父の葬儀に葬儀社を通じて来ていただいてからのご縁なのですが、お会いしてお話を聞くたびに心が救われます。
普通のお坊さんは、葬儀や法事などで、事務的にお経を読むだけというイメージがありました。
でもこのお坊さんは、義父の通夜の前に夫と挨拶に行ったら、いたわるようなお言葉をかけていただき、その時点で良いお坊さんだと直感しました。
義父の葬儀の時も、普通はなかなか説法ってできないと思いますが、このお坊さんは、わかりやすい言葉でお話しをしてくださいました。
それから、法事の折には、このお坊さんにお願いしていました。
私の実父もすっかり心酔してしまい、座禅の会に行くほどでした。
このお坊さんは、実家がお寺なのですが、長年、学校の先生をされていました。そして、退職後は、僧侶としてボランティアでホスピスを回ったりされていたそうです。
昨年の12月、夫がもう長くないとわかった時、私は親よりも先にこのお坊さんに会いに行きました。
生前戒名をつけていただきたいとお願いしに行ったのですが、それよりも、誰かに辛い気持ちを受け止めて欲しかったんだと思います。
夫の葬儀もお願いしましたが、泣いてくださいました。
戒名も授けていただきましたが、夫の人間性を表す素晴らしい戒名です。
良いお坊さんに巡り合うことができて、救われました。
本当はコロナさえなければ、お坊さんのお宅に伺いたいのですが、ご家族がご病気とのことなので気が引けます。
日本人は仏教徒が多いんだと思いますが、葬儀とか法事とか、人の死に関わる場面でしかお坊さんとお付き合いすることがない人がほとんどだと思います。
でも、本当は、仏教も、生きている人の心を救う意味もあると思います。
私も仏教を勉強してみようかな。
でも、夫の家も私の家も曹洞宗で、禅宗なんですよね。
禅の教えって、難しいんですよね。禅問答と言うぐらいだから。
とりあえずコロナが収まったら、そのお坊さんのお宅でやっている座禅の会に参加したいなと思っています。
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いきなり野球の話題に変わってスミマセン。
苦手のベイスターズ相手に敵地で開幕カード2試合連続逆転勝ち!
今日はルーキー森下選手が先発。
今日も勝鯉だ!がんばれカープ!!
