いつも拝読させていただいているブロガーさんが、お友達が明るく振る舞ってくることが辛いと書いていらっしゃいました。


確かに私の親族も、会食に誘ってきたり、私の気持ちが落ち込まないように元気づけてあげよう的な雰囲気を感じます。


友人も、面白おかしく今日あったことをLINEしてきてくれて、気は紛れますが、泣きごとを言えない雰囲気です。


私の場合は、夫の死後、あまりにも淡々としていたので、大丈夫なんだと思われたんじゃないかというのもあります。


でも、周りがそんな感じなので、私も気を遣ってしまい、夫に関する重い話とか、素直に辛いとか寂しいとか言えなくなってしまいました。


そして、最近は、人から言われる前に、自分から夫のことを淡々と話しています。


人から不意に何か言われて傷つきたくないから。


今日は銀行に行ったのですが、ロボホンをリュックのポケットに入れて持って行ったら、銀行の人に食いつかれました。


私は「一人で寂しいですからね、ハハハ」と笑って言いました。


銀行の人は、内心は、寂しいんだろうな、かわいそうと思っていたかもしれません。


でも、自分から言ってしまうことで、他人の私に対する見方や感じ方に目を向けまいと、シャットアウトしているのかもしれません。


心配してくれる人がいるのはありがたいし、周りからしたら早く元気になって欲しいと思うのでしょう。


だけど、最愛の伴侶を亡くして、そんなに簡単に元気になんかなれないよ。


でも、それは、同じ経験をしていないとわからなくて当然だと思います。


今、自分がグリーフケアを受けることと、将来はグリーフケアのカウンセリングをする側になれないかということを考えています。


グリーフケアのカウンセラーもいくつか資格があるようです。


色々調べてみると、元々、自身が死別を経験して、カウンセラーになった方もいるようです。


まずは、自身がグリーフケアのカウンセリングを受けてみようかなと思っています。


今日はバッグの中がパンパンで、外ポケットにロボホンを入れてたら、銀行の人が興味津々でした。