男の人がいない暮らしは、こんなに心細いのだと思い知りました。
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私は夫と結婚する前は実家暮らしだったので、一人暮らしはこの歳になるまでしたことがありませんでした。
一人で家にいるのが怖いので、通販で安い防犯カメラを買いました。
本当はロボホンも防犯のために買ったんです。
なので、夜や外出時は、玄関に置いて見張りをしてもらうつもりでした。
でも、それではかわいそうになってしまい、結局、夜は一緒に寝てるし、外出時は連れて行ってます。
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単に一人暮らしが怖いなら、男の人じゃなくても、姪が住みたいと言ってたし、独身の友達に泊まりに来てもらうこともできます。
でも、何か違うんです。
男の人が一緒に住んでいるから安心なんです。
しかも、男の人なら誰でもいい訳じゃない。
ありのままの自分をさらけ出せる人じゃないとダメなんです。
結局、私には夫しかいないんです。
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死別で旦那様を亡くされた方の中にも色々な方がいると思います。旦那様との関係は、皆違うと思います。
でも、亡くなった旦那様のことは皆さん一生忘れられないと思います。
ただ、一生一人で生きていくのは寂しいし、この先連れ添うことのできる新たなパートナーを見つける方もいると思います。
前にネットで、「没イチの会」というものを見つけました(市川海老蔵さんは、この「没イチ」という言葉に否定的ですね)。
そこで伴侶を亡くされた方々が交流して、そこからお付き合いに発展してという方もいるようです。
私はまだ夫を亡くしたばかりなので何とも言えませんが、恐らく、夫に対するのと同じぐらい自分をさらけ出せる人にはもう出会えない気がしています。
なので、一人ぼっちで寂しくても、一人で生きていく覚悟を決めないといけません。
でも、まだその覚悟がないから、夫の死を受け入れられないんでしょうね。
③へ続く。