昨日のブログで、仕事を休職していて良いのかと書いたら、貴重なアドバイスや、自分も同じですというコメントをいただき、ありがとうございます。
大切な人を亡くした寂しさは一生消せないと思います。
でも、それによる精神的・肉体的な辛さを軽減することは可能だと思います。たとえ何年かかっても。
その方法は色々あると思います。
どなたかもブログで紹介していましたが、遺族外来で有名な埼玉医大の大西先生が、頭の中を文章で表現するのは、自分を客観視でき、頭から死別の辛さや悲しさをいったん切り離すことができる、とネットの記事で書いていました。
他にも夫の死を乗り越える解決策が紹介されています(この記事では夫との死別にフォーカスしてますが、大切な人を亡くした場合も同じだと思います)。
※うまく飛ばないかも知れません。
「夫の死 琉球新報」で検索すると出てきます。
解決策は文章を書く以外に、次のことが挙げられています。
・心ない慰めの言葉はスルーする。
・時には遺族モードになって、悲しみに蓋をせず感情をさらけ出す。
・同じ境遇の人と会話する。
・亡くなった人との絆を再確認する。
まさにブログを書いたり読んだりするのは、効果的なんでしょうね。
私の場合、あとは心療内科に通っていますが、あくまで対症療法でしかないので、カウンセリングも受けようかなと思っています。
幸い、私の会社にはカウンセラーがいて、前に相談したら(相談というより、私が吐き出したいことを聞いてもらった)、とても良い人だったので、また相談してみようと思っています。
ただ、会社のカウンセラーなので、職場の上司にも相談内容はざっくり報告されてしまうんですが。
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ここからは愚痴というか、今思い出しても腹立たしく、思い出したくなかったのですが、思い出してしまったので、ついでにぶちまけさせていただきます。
会社のカウンセラーさんはいい方だったのですが、それとは別に職場でストレスチェックを受けたら、ストレス度が高いので、専門医の相談を受けることをお勧めしますとのメールが来て、相談を受けることにしました。
その専門医は委託されて相談を受けている先生で、色々な会社の人を見ているようです。
私が職場の上司との関係が上手くいかないこと、夫が癌で闘病中だが自分も不安で辛いこと、夫の看病で休まなければならないことがあるが色々やらなければならない仕事があり休みが取りづらいことを話しました。
そしたら、その専門医は、膵臓癌だと骨に転移したら痛くて大変だ、終末医療はどう考えているのか?ホスピスは探しているのか?ちゃんと万が一のことは覚悟しているのか?と強い口調で言いました。
私のストレス軽減と職場に改善を求めてくれるために良かれと思って言ったんでしょう。
でも、相談が終わった後、駅までの道すがら、人目もはばからず泣いてしまいました。
今思えば、確かに私も甘かったのかも知れません。あの時点でちゃんと万が一のことを考え、具体的に在宅介護とかホスピスをどうするか検討しておけば良かったと後悔しています。
でも、ストレスを抱えて相談に行ったのに、あんな言い方ないんじゃない?って、今でも腹立たしいです。
法定だからと形だけストレスチェックして、形だけ医者に面談を受けさせるという会社の体制にも頭にきました。
吐き出してしまってすみません。
でも、こうやって吐き出すことも効果的ってことですよね。