今日は、極寒と連日の寝不足の中、まだ夜も明けぬうちに身体にムチ打って起床した。



選挙速報を見るためではない。



ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート団体戦を観るためだ。



日本チームは全ての選手が連日ベストパフォーマンスを披露してきて、フィギュアファンとしては、その演技を観るだけでも感動して充分満足していた。



しかし、2位・日本チームと1位・アメリカとのポイント差は戦前の予想以上に僅差で、日本チームの善戦は、アメリカチームにプレッシャーを与えた。



そしてアメリカチームは、男子シングル金メダル最有力候補のイリア・マリニンを、ショートに続きフリーにも投入せざるを得なくなった。



世界トップの国々の選手のパフォーマンスを観られるだけでなく、白熱する金メダル争いに手に汗握り、ドキドキワクワクした高揚感で、最終日の決勝を迎えた。



日本チームは、ペアの三浦璃来・木原龍一、女子シングルの坂本花織が安定の演技で1位の10ポイントを獲得し、この時点でアメリカと同ポイントに並んだ。



そして、いよいよ最終決戦の男子シングル。



アメリカのイリア・マリニンは、ベストの構成からは難易度を下げたうえミスもあったが、それでも200点越えの高スコアを叩き出した。



マリニンの高スコアに会場が沸く中、最終滑走は日本の佐藤駿。



オリンピック初出場なのに団体金メダルをかけた大役を任され、しかもマリニンの後の演技ということで、プレッシャーは半端なかったと思うが、パーフェクトな演技を披露した。



演技の最後で、普段は冷静な感じの佐藤選手が大きなガッツポーズをしたところで、私は思わず泣いてしまった。



私は昨年、NHK杯を現地観戦し、その時に佐藤選手のフリー「火の鳥」を生で観て感動したのだが、それ以上の出来だったのではないか。



そして、佐藤選手の演技が終わった直後に涙を流す坂本選手、キスアンドクライで点数が出た後に泣き崩れる佐藤選手、佐藤選手の肩をさすりながら自分も泣いている鍵山優真選手の姿が映し出され、私もまた泣いてしまった。



結果はアメリカが金メダル、日本は銀メダルとなったが、金メダル以上の価値があるものを観せてもらった気がする。



日本チームの出場選手は全員、素晴らしいパフォーマンスを観せてくれて感動した。



その結果、金メダルには及ばなかったが、ほぼ金メダルと同価値と言ってもいい銀メダルを実力で勝ち取った。

(前回オリンピックも結果は銀メダルだったが、ロシアのメダル剥奪による繰り上げだった)



でもアメリカチームも、出場選手全員が全力で戦った結果の金メダルだったのだと思うし、見応えのある団体戦だった。



繰り返しになるが、前回オリンピックは、ロシアのワリエワのドーピング問題で、フィギュアをぶち壊された。



一部には日本人ですら、ロシア女子選手の4回転ジャンプが見られないのは寂しいとか、高難度のジャンプを跳ばない今のトップの選手のプログラムはつまらないとか言う輩がいるが、おクスリに頼った高難度の技なんて問題外だろと思う。



それに、フィギュアスケートの魅力はジャンプだけじゃない。



ともあれ、オリンピックのフィギュア競技はこれからいよいよ個人戦が始まる。



フィギュアだけでなく、他にも楽しみな競技が目白押しで、しばらく寝不足が続きそうだ。



でも、北米開催だと人気競技は日本時間の昼開催になってしまって仕事をズル休みしないと観られないけど、ヨーロッパ開催だと深夜から明け方なので、頑張って起きてれば観られるのはいいのだが。



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総選挙やオリンピックも気になる中、また旅行した。

(旅行記は後日書きます)



私はどこへ行ったでしょう?

(まさか、ミラノ・コルティナ?)