こんにちは、ゆりぺんランド支配人のりりです。
今日は、
一般商品売買の範囲の
「原価率」「利益率」「利益加算率」について書きます
「原価率」と「利益率」は
売価を1とした場合のそれぞれの割合を言います。
「原価率」と「利益率」の和は、1になります。
「利益加算率」は
原価を1とした場合の利益の割合を言います。
「原価率」「利益率」「利益加算率」は
商品の原価と売価の比率から不明金を算定するために使用します。
こんな感じの問題です
「原価率」80%、売上50万円
期首棚卸高4万、仕入高35万円の時の
期末棚卸高はいくらですか。
問題を解くために知りたい部分に
Xを代入して計算していたのですが
こんな感じに
(4+35ーX)/50=0.8
けっこう時間がかかってしまいました。
しかし
解説ではXを代入するのではなく
先に売上原価を計算していました
こんな感じでになります。
① 売上原価の計算
50万×0.8=40万
② 期末棚卸高の計算
40万ー4万ー35万=6万
まず売上原価を計算するのが大切のようで
「利益率」の場合は
1ー利益率で原価率を算出し、同様の計算をします。
「利益加算率」の場合は
売上÷(1+利益加算率)で原価を算出します。
利率から残高を推測する問題は
Xを代入するのではなく
売上原価を先に計算することが
大切のようです
また原価ボックスを使って
期首棚卸高+仕入高=売上原価+期末棚卸高となっているか
チェックすることもミスを減らすために有効のようです
今日のポイント
利率から残高を推測する問題は
最初に「売上原価」計算しよう
使用している教材はコチラの(2018年版)です。
2018年版を使用しているため改正が反映されておりません。
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