洋裁教室 ユリノワ
小時田友里です。
学園祭や体育祭衣装、
ハロウィンの仮装衣装などで、
よく使われるサテン生地。
光沢があり、滑らかな肌触りの生地ですが、
これが結構、滑りやすい、
生地が柔らかいので、
縫い目が縮れやすかったりします。
光の反射で、
このちぢれが目立ちやすいのですよね。
これを、はじめからちぢれなしに、
完璧にきれいな縫い目で！というのは、
なかなか難しいですが、
ミシン糸やミシン針の選び方や、
ミシンの糸調節を正しくするだけで、
だいぶ解消されるものなんですよ♪
薄い生地や、柔らかい生地を縫うときは、
ミシン糸→９０番糸
ミシン針→９号針
を使うこと！！
垂直釜のミシンを使われている方は、
ミシンの糸調子を気持～ち、
ゆるめにすると、
キレイな縫い目になるんですよ♪
ミシンの糸調子をゆるめとは、
どういうことかというと、
下糸のボビンケースの強さをいつもより、
ゆるめに設定する。
それに合わせて、
上糸の強さをバランスよく整えると、
上下とも、ゆるめの糸調子になります。
そうすることで、縫い目のちぢれが、
だいぶ解消されるのです。
ゆるめ過ぎると、縫い目として成り立たないので
絶妙～な、バランスになるのですが、
一度、試してみてくださいね。
（気持～ち、ゆるめなイメージです。）
あとは、
ミシン針の先が曲がっていないもの、
丸くなっていないものを使うこと！
ミシン針の針先が、とがっていないと、
サテン生地は、ひきつれが起こるので、
気を付けてくださいね。
これらの、気を付けることは、
衣装でよく使う、オーガンジーも
同じことがいえるので、ご参考に♪
サテン生地と、重ねて使うことも多いので、
同じ要領でミシン糸やミシン針を
選んでいただけたらと思います。
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