夜、パパさんが
「今夜は満月で十五夜だって。
  外に見に行こうよ 」…と言うので

外へ出たけど
薄い雲におおわれて
横浜ではお月様は拝めなかった🌙.*·̩͙

でも秋の気配をかんじる
雨上がりの夜の空気は
とても気持ちよかった。

みなさまの地域では
満月みえましたか?🌕



                 (先月の河口湖の星空✨️)




先日、
友人のコンサートで聴いた
「月の光」

始まりの2小節で
彼女がどう弾きたいかが
伝わってきた

ドビュッシーの指示には従わず
彼女の想いを込めて奏でる月の光

そうだ、この感じ
この方の演奏と同じ系統だなと
思い出す




照明も薄暗くしたステージで

彼女の弾きたい月の光が

届け終わったとき

彼女に心から拍手した




クラッシックの世界は

作曲家の指示に従うこと、

作曲家の意思を尊重することが

とても大切だとされている


でも、それらをしっかり理解した上で

それでも私はこう弾きたい、

…と感じたとき


勇気をだして

怖がらずにこうして

本当に弾きたい演奏を弾くこと

私は素敵だと思った




この人のこのテンポ感は

夜のベッドサイドに

この上なく似合うテンポ感🌙


午前中のクラッシック、

私は大好きだけど

朝に聴くなら

みなが弾いてるテンポの方が似合う




もちろん

受験やコンクールでそれをするのは

オススメできないけど



私たち大人の

趣味のピアノや

自身のコンサートなどでは


怖がらずにもっと自由に表現してみる

そんなピアノが増えていくと

いいなぁとおもう






私の好きな「愛の挨拶」

この方もテンポは
かなり遅めなのだけど

彼の人生が乗った音色には
あの通常のテンポ感は似合わない

この少し丸くなった背中とともに
しみじみと流れる旋律には
絶対このテンポ。

途中間違えたりしてても
ブレることの無い
彼の愛❤️が
太く強く届いてくる


今のわたしには
逆立ちしてもこんなふうには弾けない


私もいつか
こんな人生の乗ったピアノを
弾けるようになりたいなぁ


おばあちゃんになるまでの
私の目標😇💗



みなさまも
素敵な週末をお過ごしくださいね🌙*゚