生徒さんたちはご存知なことですが

ただいま我が家は絶賛 外壁塗装中。

 

毎日、いろんな業者さんが出入りしているので

落ち着かないなか、

暮らしている

そんな状態の昨日のこと。

 

 

週末とあるPartyで演奏を頼まれているので

何を弾こうかと悩んでて

 

クライアントさん側から

「エキゾチックな感じ」

「無国籍な雰囲気」

「本物思考」

 

などなど、難しい要求をいただいて

「でも、あと3日ですよ?」と内心思いつつ

まぁ、今あるレパートリーの中から

なんとか見繕わなくてはと

レパートリーリストと睨めっこしていました。

 

曲数はあっても

なかなかピッタリしっくりハマりそう!

...と思える曲が少なくて

 

そんな中、アルゼンチンタンゴなら、

Oblibionなどとあわせて

エキゾチックになるかもなぁと

引っ張り出したのが

「Por una Cabeza」

 

アルゼンチンタンゴの名曲です。

 

 



 



 

でも、レパートリーにするほど

弾けていなかったので

夕方、必死に練習すること小一時間。

 

やっぱり名曲だなぁぁとしみじみしていた

そのとき。

 

「すみませ〜〜ん」と女性の声がして

玄関に出ると、電気工事関係の業者の若い女性。

 

女性の業者さんも珍しいなぁと感じながら

機器の説明をうけて、終了!となったとき

 

「あの〜 ピアノ、とても素敵ですね。。

 さきほど、弾かれていた曲は、なんていう曲ですか?」

 

「おぉ〜ありがとうございます。

 あれいい曲ですよね〜『ポル ウナ カベーサ』っていうの」

 

「ポル..??.....w」

 

「難しい名前よね、アルゼンチンタンゴの名曲なんだって!」

 

 

 

「ええええ!!

 私、アルゼンチン人なんです!!!!」

 

 

「えええええええええ」

 

「日本で育ったけど両親ともアルゼンチン人で、

  おじいちゃんが日本人です。

  なんか、聴いたことのある曲だなぁ〜ってずっと思ってて!!!」

 

 




こんなことって、あるのですね。

 

どことなくお顔立ちが海外入っているかな?とは思ったけれど

それがフィリピンだっておかしくないのに。

 

このタイミングでアルゼンチン人が

わが家にいるって、どれだけの確率なんだろう。

 

 

こういうときは、

必ず「弾きなさい」っていう上からのメッセージだと

そんなふうに私は受け止めます^^

 

 

というわけで、

明日にむけてPor una Cabeza

(やっと名前も言えるようになってきた。笑)

 

練習に戻ります。

 

 

みなさまも

素敵な週末をお過ごしください!