ギュスターブ・モロー美術館をあとにして
モンマルトルへと歩いていく途中にある
パリ・ロマン派美術館
美術館と名前がついているものの
とても小さな、一軒家のような建物の
petit musee..プチミュゼです。
1800年代前半ごろ、
いまのパリ9区、オペラ座の北から、
ムーラン・ルージュで有名なピガール地区にかけての丘に、
「Nouvelles Athènes 新アテネ」という新興住宅地ができ、
そこには、たくさんの画家や小説家が住んだそう。
いまは美術館になっているこの家は
アリ・シェフェールという画家が住んでいて、
近所にいたジョルジュサンドやショパン、
リスト、ロッシーニ、ドラクロワなど
いわゆるロマン派と言われる人々が出入りしていた場所。
当時の絵画をみると
窓枠のかたちや、階段の位置などから
今の建物と同じなのがわかります
(美術館HP)
中にはいると、この時代の絵画や家具、
様々なものが展示されていて
温かみのある雰囲気に満ちています
年代物の建物の階段をギシギシさせながら登ります
19世紀半ばのオルガン。
ジョルジュサンドのジュエリーや家具、
彼女が書いた風景画などたくさんの遺品が展示されていて
サンドのことを知るには
ここ以上のところはないかもしれません。
この展示のなかに、
ショパンとジョルジュサンドの
デスマスクならぬ「デスハンド」がありました。
ショパンの手(線はガラスケースが写り込んだもの)
曲のイメージと同じく繊細さを感じます
男性にしては小さめで線が細い、美しい手...
こちらはサンドの手
ショパンより大きくてむっちり、逞しい。。
さすがパトロン頼り甲斐がありそうな手
ショパンの手の置いてある部屋には
サロンコンサートができるように
グランドピアノが置いてあり、
プレイエルだよね?とおもってみたら
意外にもベーゼンでした....
美術館横には『Rose Bakery』があります
ここは隠れ家カフェとしてパリっ子に人気だそうで
バラの季節だったら最高にロマンチックだろうなぁ
今は新宿伊勢丹にもある、このRose Bakery
ここのケーキはオーガニックで身体にも優しくて
本当に美味しいです
(キャロットケーキが大好き♡)
お茶したかったけど
もう閉館時間寸前でできなかったのが心残り
また緑の季節に再訪したい場所です
モロー美術館から近いので
モンマルトルへ行く途中などに一緒にくみこんで
訪ねてみることをお勧めします
Rose Bakery au Jardin
du Musée de la Vie Romantique
(ローズベーカリー)
[ロマンティック美術館中庭]
所在地 16 rue Chaptal 75009 Paris
電話番号 01 55 31 95 67(美術館)
営業時間 10:00~17:30
定休日 月曜、特定の祝日
料金 常設は無料(企画展などは有料)
※美術館の入場券なしでカフェのみの利用可
http://www.vie-romantique.paris.fr/en
..............................❤︎...............................
*今後の演奏予定
6/1(mon) . 6/15(mon)
14:30-15:10
珈琲紅茶付き 1500yen
オンラインレッスン受付中
体験レッスンお気軽にお問い合わせください
YouTubeチャンネル開設しました
「チャンネル登録」「いいね」
して頂けたら嬉しいです