たいしてピアノも練習してないのに
時間があっという間に過ぎていきます。
軽井沢から
フルーツジャムのセットが届き
甘いもの大好きなわが家は騒然
そのジャムのために
りのぽん→スタバ風スコーンを大量に焼く
わたし →リーンな白パンを大量に焼く
パパ→ 両方を大量に食べる え?
しあわせでした。
ごちそうさまでした♡
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今日もパリの続きです。
パリの治安、いろいろと聞いていたので
女子ふたり旅ですし
かなりの対策をしました。
3Coinsに「パスポートが入る腹巻き」があり
パスポートホルダーに入れて首から吊るして
腹巻きにセット。
パリでは ほぼカード決済ですが
キャッシュも少し、分散してもち
ポシェットを肩から斜めがけし
その上からダウンコートを着ているため
ぱっと見はふたりとも手ぶらです。
地下鉄はストで乗れないので
移動は徒歩かUVER。
この旅 で、良くも悪くも
いちばんインパクトのあった出来事を
記しておきます。
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オランジェリー美術館を出て
今日はいよいよルーブル美術館
セーヌ河沿いを歩きながら
ルーブルの予約時間めざして
歩いていました。
その日はお天気も良く気温も暖かめで
ようやくパリにも慣れてきたかんじ。
セーヌ川のほとりのひろい歩道には
人はまばらで
のんびりした風景が広がっていました。
「気持ちいいね〜 」
「写真撮ろうよ」
.....と りのぽんにいうと
「 ママのこと向こうから撮ってあげるから
そこで待ってて〜」
....と 走って先の階段を降りて また登って..
たしかにあそこからなら
広角な感じの写真が撮れそう♡
(この階段登った真ん中にりのぽんが立った)
いいねいいね
はい、チーズ〜〜
....ん??
りのぽん、誰かに話しかけられてるな。
若い女性みたいだけど。。
ん??
なにか、りのぽん断ってるっぽい....
...そして、そこからはあっという間のできごと
りのぽんが女性たちに囲まれている
あれは.....
ぜったいヤバいやつだ
ダッシュでりのぽんのもとへ走った私は
叫んでいました
「 NOー!!!!
ポリーーース!!! 」
日頃、平和な日本にいると
こういうを経験しないので余計に
スイッチが入った私の顔は
もの凄い形相をしていたのに違いない
自分がされるなら ともかく
自分の子どもが、
目の前でスリの集団に囲まれている
これは衝撃的な経験でした...
きっと、
私でなくても世の中の子を持つ親はみな
お母さんお父さんスイッチ 入ると思うのです
ぬおおおおお
うちの子供に手を出すな!!!!.....って
......で 。
りのぽんの元に着いたら
やっぱりポシェットが開けられていて
スリの手にはりのぽんの小さな小銭入れがみえたのです
うわっやっぱり取られてる!
「かえして!!!」←日本語
「かえしなさいよ!!!!!」←もう一度、日本語
後ずさるスリに大きな声でそう言って
詰め寄ろうとすると
その移民の女スリ集団は
私の形相を見てか
ポリスという言葉を聞いて面倒と思ったのか
わからないけど
わたしに向かって
お財布を投げてかえし
ホールドアップのように両手をちょっと上げて
「Ohhh Noooo〜〜
ぜんぶかえしたもう何にももってない」←何語?
「ほんとにっ!? 」←日本語
「ほんとほんと、ぜんぶかえしてるっ 」←何語?
そして後ろでお財布見たりのぽんが
「ママ、もういいよ〜お金入ってるとられてない」
(といっても千円くらいなんだけど)
そして移民スリ集団は
走ることもなく(←返したので何にも悪いことしてないという感覚)
すぐそばの樹の下でBBQ?仲間たちとピクニックを始めました。
これ↓その時の写真
東欧系の移民家族7〜8人
赤ちゃんもいるし、男性もいる。
迎える仲間は
「あ〜おつかれ〜不作だったのね」
って雰囲気でこちらを見る様子もない
きっと毎日やっていることなのでしょう。
今までいろんな国を旅してきたけれど
はじめてのスリ
スリも私のことは狙わないけれど
娘のことは見抜くんだな....
いまだ戦闘態勢だったわたしも
りのぽんになだめられて
その場を立ち去りました。
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ちなみに、りのぽんが出会ったのは
メジャーな手口のスリです
「署名してもらえませんか?」
...といって近づいてきて
署名している間に(娘は断ったけれど)
仲間が囲んできて
とられるというもの。
りのぽんの時も、
暴力的な気配は一切なく、
むしろキャピキャピと
「ね〜おねがい♡サインして、お願い♡」
と言う感じで
おしくらまんじゅうのようになっていました。
私たちもスリの手口を勉強していたし
こんなのに引っかからないよ、、とおもうのだけれど
その後、セーヌ川の橋の上や、エッフェル塔、ルーブル周辺
いわゆるメジャーな観光スポットで
アジア人だけでなく
ヨーロッパの若い人たちまで引っかかっているのを
たくさんみかけました
パリは素敵な街
でも、留学したいとは思えないのは
この治安がいちばんの理由かも。
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そして、そののち
パリでもアテンドさんをお願いしたことを
また時間があるときに書こうと思うのですが
そのパリ在住の日本人の方達に話を聞くと
みなさんほぼ全員同じような経験をされていて
お財布が帰ってきたのは私たちだけで
「返してもらったなんて話は、聞いたことがない」
といわれました
.... どれだけ怖かったんだ、わたし
パリ初日に、
身ぐるみ剥がされていた子に至っては
エコールノルマル音楽院で学び
伴奏員としてパリで頑張っている子だったけれど
私が「ヌオオオーポリース!」って叫んだら
お財布投げて返してきたのよ!!!と話すと
「わたしも、、、 私もあの時、、、
お母さんにコラーって守ってもらいたかった....」
.... と言いながら
カフェで泣かれてしまったのです
パリのカフェで
現地の人(アテンドさん)を慰めるわたし...
..... 逆だと思うんだけど...
素敵な街パリの
裏の顔をみたできごとでした。
どの国にも、どの街にも
良いところがあればその逆もありますよね。
日本のように治安が良いということは
なにものにも代え難く
ありがたいことなのだと実感した想い出です。
最後にりのぽんから一句
「 スリよりも
断然怖い うちのママ 」
by りのぽん
....... あんたがボーっとしてるからだっ
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今夜の映画は
「鍵泥棒のメソッド」
りのぽんは
昔から堺雅人ファン
演技素晴らしいものね。
たのしみ