銀座7th studioにて
生徒のKちゃんが公開レッスンを受けました。
レッスンしてくださるのはもちろん
西川悟平師匠
今回は今後のWebレッスンなどを見据え
実験的な試みとして
協力させていただきました
ステージで
お客様の前にでていき演奏するのも緊張するけど
「 5 . 4....( 3. 2. 1←ここ無音 )」
みたいなカウントで演奏するのも
これまた緊張しそうよね〜
この日はプーランクの即興曲を、という
先方からのリクエストで伺ったものの
本番10分前になって
「やっぱりノクターンop9-2がいいかも」
という話になりそこからさっと切り替えてくれたKちゃん
やっぱり定番ものをキープしておくことは
仕事になるととても大切です。
よかったことも、失敗したことも、
いろんなことの積み重ねが
Kちゃんをここまで強くしていたことに感謝でした。
1時間みっちり見ていただいたレッスン
録画しましたので
ぜひ勉強したい生徒さんと共有したいと思います。
いろんなハンディのある悟平ちゃんではありますが
私の中にはひとつ確固たる確信があります。
それはNYのスタインウェイホールで聴いた
彼の教え子たちの演奏。
いろんなレベルの子がいたけれど
片手の演奏(悟平ちゃんが伴奏)だとしても
ものすごく「音楽」していたのが忘れられません。
「この曲、素敵でしょ!?」
「この曲のここは、こんな風にイメージしてるの♡」
「たのしい〜〜」
...という声が、演奏からしっかり伝わって来ていて
良い指導してるな、と思いました。
私にはこんなレッスンできてないな、とも。
バリバリ演奏できるピアニストが
生徒にとって素晴らしい先生であるとは限らなくて
そしてイギリス、ロスチャイルド家(ショパンのパトロンだったおうち)の
ショパンのお弟子さん直系の方と共演もし
レッスンもうけショパン直筆の譜面も見ている
悟平ちゃんのレッスンから学ぶことは
プライスレスであり
他のどこでもうけられるものではないと思っています。
特にこのノクターンのような定番曲は
人前で演奏するのがとても難しい...
誰が弾いても、同じになってしまいがち。
でも、Kちゃんは今後
ものすごい宝物をもって(そして自信ももって)
この曲をお届けできるようになると思います
この貴重さをほんとうに理解してもらえますように。
そして私もあらためて
生徒さんたちに還元できるように
勉強しなおしたいと思います
悟平ちゃん、そして銀座7th studioのスタッフの皆さま
素晴らしい機会をいただき
ほんとうにありがとうございました。
わが家にはまだまだ
レベル関係なく魅力的な生徒たちがたくさんいますので
次回もぜひ♡
よろしくおねがいいたします