初島「SARUTOBI~サルトビ~」つづきです
出発地点から、
だいたい5分間隔で、一組ずつ出発していきます。
一度はじめたら、
途中リタイアはハーネスを装着した構造上できません。
パパが渡りきったら、つぎに娘、最後に私がわたります。
この写真↓は始まってすぐですが
すでにメソメソしている娘。
「こんなに揺れたら、わたれない~~~」とか
「もう、ここでやめる~~~」とか、
「これ終わったら、すぐに初島から出るからね!!!」とか、
すごい悪態ぶりです。
樹々のしたからは、どこからかおばあちゃんらしき方が
心配そうにずーっと見上げています。
ハーネスがあるのだから、必要なのは「勇気だけ」。
パパママがあれこれ言うと、必ず言い返してくるので
とにかくうしろで、じっと見守るしかありません。。。
娘はしばら~~~く、じっと前を見つめていると、
足がソロソロと震えながら、一歩一歩前に出て行きました。
まさに、自分との戦い。
私とパパはとにかく、うしろのお客さんが気になって仕方が無いのですが
ここで謝ったりしていると、娘が集中できなくなって
余計におそくなる。。。
なので、「あああ、ゴメンナサイ」と心の中で謝りつつ
ただただ無言で、強い日差しの中、じっと耐えておりました。。
もうこの写真のように、最後に近くなってきて
大人でも「、、、これ出来るかしら」というものになると
逆に泣き叫ぶことも無くなり、ただただ諦めの境地??になったのか、
しずしずと進んでおりました。
娘のフォローで気持ちが一杯で
私は自分がどうやってわたってきたのか、ほとんど記憶にないのでした
最後はターザンのように、
ロープをつかんでシューっっと滑り降りますが
「一番気持ちよかった!!」といって(着地には失敗したのに)
笑顔で終えられて、こちらも胸を撫で下ろしました~~~
我が家は諦めましたが
ステージ1のあとには、ステージ2もあって
もっと難しいものがあり、
大人も充分たのしめそうです。
このハーネス装着型のアスレチックは
欧米にはたくさんあるようで、日本にはまだ少ない様子。
軽井沢にもあるようですが料金は高め。
初島サルトビはとってもおすすめです