湯河原駅スタート

千歳橋を渡って「海光山潮音寺」の山門
名前が素敵、今度来た時、お寺の散策をしてみよう。
この千歳川流域にはお寺が多い。調べてみると、伊豆山権現の別当寺とのこと。
千歳川が神奈川と静岡の県境
ここは、かつては伊豆山権現への山門があったようだ。
現在は、ミカン畑への入り口、そのみかん畑も多くは耕作放棄されている感じですが。

道端に彼岸花

クサギ、間もなく実が弾けそう

大きなクヌギ、孫ちゃんが湯河原でカブトムシやクワガタを見つけたと言ってたけど、街中から少し山に入れば虫の宝庫だ。

湯河原の街を見下ろす

みかん畑





みかん畑を通して相模湾が広がる。
初島、大島

廃屋があちこちにあるが、みかん小屋だったのか。石仏があるんだから、住んでた人もいたのだろう。

みかん畑を越えると、農道を清掃中のおじさんが言った通りの藪、ツルや蜘蛛の巣、倒木などなど。
まっすぐ行けば大丈夫と言ってたので、道を外さないように地図で確認しつつ進む。


この登山道には、リボンもなし。
かつては伊豆山権現に参る人たちの参道で整っていたのだろうか。
このままでは、やがて、廃道になってしまうだろう。

優しいタマアジサイの色に癒される

やっと悪路をこえると、そこはお菓子のお家かと。お話の世界に入り込んだ。
車はあるが人気なし。素敵なペンション。
ここが七尾峠。
七尾峠側にも、登山道の表示なし。
七尾峠には保養所が何棟もある。バス停もある。
来宮神社から上がってこれるようだ。

ここからの岩戸山、先程までではないが、あまり整備されていない。
登山者とは今日は一人も出会っていない。

岩戸山山頂近くまで来ると、大勢の人声。

愛知県から来ていた山の会の人々。山頂は狭く、他に場所もないので彼らの傍らに座らせてもらい、ご一緒におにぎりを頬張る。もう、お腹がペコペコだった。

ここから、十国峠を目指す。同じ山とは思えない整備された道。こっちが表街道かな。裏街道との落差が激しい。

あっと言う間に、笹の原。
ここは、6月に石仏の道を辿って来たところ。
相模湾が広がり、大島も見える。

東光寺

十国峠は、ロープウェイで来た人たちでにぎわっている。
TENGOKU CAFEでアイスクリームを食べようと中に入ると混雑中。
諦めて下山。全身汗でびしょぬれ。
早く降りて、湯河原で温泉温泉と思い、急いで下った。

下山をはじめると、愛知の山の会の人たちと再会。
とてもブレンドリーな人たちでした。