午後は多賀城址に
国府多賀城駅と隣接して博物館がある。
先ずは、ここで事前学習
和食の企画展などもやっていたが、あまり時間がないのでとばす。

博物館の前には水辺
しらさぎ
奥の緑の土手が、多賀城の
築地塀だったところだな。
先程、予習してきたのでなんとなくわかる。

多賀城は湿地の中にあったんだ。こういうことはやっぱり来てみないと気づかない。

長い築地塀跡

こんもりとした林の中に赤い建物が見えた。
南大門に違いないと思い、南側にまわっていくと、工事中で入れない。東からアプローチ。
南大門、只今工事中。近づくことはできない。
この丘が多賀城かなと思っていたが、そばに来ると南大門のみ丘の上に。


南大門を北側から

この裏手に柵に囲まれた多賀城碑があった。 壺碑(壷のいしぶみ)と言われ江戸時代に発見され。日本三大古碑の一つで、国宝となっている。
松尾芭蕉もこの地に立ち、これをご覧になったとのこと。
北側には、もう一つ丘が続く。こちらが政庁があったのだろう。こちらも、立入禁止エリア。
工事の人に伺うと、完成は来年の3月頃とのこと。文化財の工事はなかなか大変だ。
それにしても、どの程度整備されるのだろうか。


境界?

再建された築地塀跡を西の端まで辿る。
ここも丘の上。
湿地の中に、浮いたような状況で造られていたのだろうか。

駅に戻る途中、気になる丘、「浮島神社」があった。


狛犬さんお茶目


この神社は、多賀城設立よりもまえからあったものらしい。まさに、当時は水郷にポッカリ浮んで見える神社だったのだろう。
多賀城、私のイメージでは柵で囲まれた館程度の認識だったが、なかなか立派だ。蝦夷に攻められないように、こんな立地を選んだのだろうか。
また、整備された多賀城址の全体像を見に来たいものだ。





