午後は多賀城址に
国府多賀城駅と隣接して博物館がある。
先ずは、ここで事前学習
和食の企画展などもやっていたが、あまり時間がないのでとばす。


博物館の前には水辺

風情のある建物もあったが時間がないのでパス。

さあ、ここから多賀城まで20分ほど炎天下を歩く。
そのエリアに入ると
蓮の花

実もできている

しらさぎ
奥の緑の土手が、多賀城の
築地塀だったところだな。
先程、予習してきたのでなんとなくわかる。

多賀城は湿地の中にあったんだ。こういうことはやっぱり来てみないと気づかない。

長い築地塀跡

こんもりとした林の中に赤い建物が見えた。
南大門に違いないと思い、南側にまわっていくと、工事中で入れない。東からアプローチ。

南大門、只今工事中。近づくことはできない。
この丘が多賀城かなと思っていたが、そばに来ると南大門のみ丘の上に。


南大門を北側から

この裏手に柵に囲まれた多賀城碑があった。 壺碑(壷のいしぶみ)と言われ江戸時代に発見され。日本三大古碑の一つで、国宝となっている。
松尾芭蕉もこの地に立ち、これをご覧になったとのこと。


北側には、もう一つ丘が続く。こちらが政庁があったのだろう。こちらも、立入禁止エリア。
工事の人に伺うと、完成は来年の3月頃とのこと。文化財の工事はなかなか大変だ。
それにしても、どの程度整備されるのだろうか。



境界?

再建された築地塀跡を西の端まで辿る。
ここも丘の上。
湿地の中に、浮いたような状況で造られていたのだろうか。

駅に戻る途中、気になる丘、「浮島神社」があった。


狛犬さんお茶目



この神社は、多賀城設立よりもまえからあったものらしい。まさに、当時は水郷にポッカリ浮んで見える神社だったのだろう。

多賀城、私のイメージでは柵で囲まれた館程度の認識だったが、なかなか立派だ。蝦夷に攻められないように、こんな立地を選んだのだろうか。

また、整備された多賀城址の全体像を見に来たいものだ。