いつも車で訪れる湯河原、今回は電車なので、今日は足で歩きます。
こんな祠がいくつか見られる。
歴史ある街を感じる。

お屋敷のような別荘地を抜ける。
後で地図でたしかめると、城山の中腹を北に向かって歩いていたみたい。
オレンジロードにでる。
野生の藤が道路脇で見られる。

この手前の擁壁は、かわいいお花がいっぱい。エリゲロン、和名は源平小菊、別名にペラペラヨメナですって。おしゃべりに見えるのかしら?

シランもこんなところに。

そして、件のトンネルを抜け橋を渡る秘密の花園が。
谷川の下まで広がる。

道路沿いのモッコウバラの写真を撮っていると、ガーデンのオーナーに声をかけられた。
よろしかったらどうぞと門扉を開けてくださった。
オーナーは小一時間、庭園の案内をしてくれて、お花の名前を次々に教えてくれた。
剪定やどう形を形成するかなどなどなど。
地形から、元みかん畑かなと思い聞いてみるとやはりそうだった。このガーデンに至るまでは、ブルーベリーなども作っていたとか。
急斜面の地形と山の新緑の深さで、薔薇の花はよけいに美しく見える。

薔薇の下草には、さまざまな草花が。
エルサレムセージ

リンカーンて言ってたかなぁ。
薔薇の名前は覚えられない。

凛とした色。


これはキバナジャスミン

アツミゲシ

初々しい


クレマチス


ホザキアヤメ

クリスマスローズ




カラーのお花が大きい


地面の煉瓦張り、このようなものも全て手作り。

水場はムーミン谷のイメージだという。

ネームプレートももちろん手書き

この水口は、古道具屋で見つけた花瓶ですって。

この谷地の土地の庭造りは、相当の体力が必要。
穴を掘ったり、剪定したり、センメントを使っての小道。
女性一人の力で、凄い。
お花もとても素敵だけど、彼女の生き方に感銘を受けた。
因みに、バラの世話も、庭造りもすべて独学。本を読んだり、気に入ったガーデンを何度も通ってみたり、職人さんの作業から学んだりしたとのこと。

薔薇がいっぱい咲いた頃、また訪れたい。