小諸にて、ちょっと時間ができたので懐古園へ。
門前の蕎麦屋で腹ごしらえしてスタート。
「小諸なる古城のほとり……」なんてくちずさみながら。
桜まつり間近だが、辺りは冬の風情。

ずいぶん昔に訪れたことがあるが、記憶に残っているのは石垣のみ。



紅梅

浅間山のビュースポット


古びた石垣

樹齢500年ほどの大ケヤキ、ヤドリギが沢山寄生。
強風で、ライトも踊っている。


今日は園内の多くの施設は休館で、お店もしまっていたがこのお蕎麦屋さんは営業中。

本丸の石垣

紅梅

本丸下の桜林、ソメイヨシノ古い木が多く見られる。
蕾はまだかたい。4月2日〜の桜まつりには間に合わないかも。
作業中の植木屋さんに話しかけると「小諸八重紅枝垂桜」のことを教えてくれた。ここの固有種だという。この太さで樹齢100年ほどとのこと。現在では、この桜を要望された場所に送っていると話してくれた。
何十年後には、河津桜のように小諸八重紅枝垂桜もあちこちで見られるようになるかも。
植木屋さんは、「是非満開時にまた来てほしい」と。本丸から見下ろすと、桜の海が広がるようだと。
そういえば、弘前に行った時も、「桜の咲くときにまた来てほしい」と地元の人に言われたっけ。

本丸に上がる。
桜の木々を見下ろす。

天守台跡地は崖っぷち。ここにある松を剪定していた。高い高い高所作業車を使って。昔の人ってどうやって剪定したんだろう。そんなことを考えてしまった。


懐古神社
明治になり廃城後に祀られた。


いつか桜の咲く時にこられるかなあ?
城と桜はよく似合う。