目的地は鶏足山。
茨城と栃木の県境にある。
駐車場は満車。路肩に車を停める。
後で知ったことだが、ここのミツマタ群生地にて、光芒のさしこむ写真が人気らしい。それを目当ての人も多いようだ。
登山開始時、下山してくる方々も少なくなかった。私達の下山時に残っていた駐車中の車は僅かだった。
ここは、早朝にミツマタを見に来るのが良いようだ。
最高の登山日より。
さて、登山開始。
お茶畑の間からスタート。この山が赤沢富士らしい。

30分足らずで山頂へ。
祠が鎮座

稜線歩き

ミヤマシキミ

富士山ビュースポットらしいが、今日は春霞。

鶏足山山頂へ

ベンチも備えられていて、ここにてランチタイム。
お目当てのミツマタ群生地へとショートカットして下る。
ミツマタの群生を見るのは初めて。今年は開花が遅れているらしい。見頃は後1週間だろうと、ここを管理していた方の話。
ここに入るには一人300円の協力金が必要。こんな山中なのにペイペイでも支払える。
このミツマタの群生地は戦時中に和紙の原料として植えられたという。その後、山が荒れ姿を隠していたが、杉の木を伐採したあとに、山に光が入るようになると、ミツマタの群生が現れてきたという。
植物の逞しさを感じる。
そして、杉木立の間から後光がさす景色の写真を撮る人々がここに集うらしい。
満開のミツマタの群生を見てみたいものだ。

4月下旬というお天気に恵まれ、一足先に春を感じた一日となった。