山の会の例会。飯能駅からバスで登山口のある名郷へ。バスは登山客でかなり混み合っている。コロナウィルス対策で窓は開いていたが、私はマスクと手袋をつけ手すりや吊り革に触れないように自衛。

ヤマレコで通行止めがあるらしい事は認識していたが、バス停のところには表示なし。林道を歩いて行くと分岐でこの表示。
5号橋てどこ?ウノタワにはこちらからは行けないから周遊は無理だ。
同時刻スタートの地元の男性3人から通行止めの概要を聞く。彼らは私達の計画を聞き、武甲山登山口一の鳥居方面への下山を勧めた。

林道から登山道へ入ろうとすると、可憐なサクラソウを見つけた。このあたり、以前は平家の落武者伝説のある白岩集落があったと記されている。


この山も台風の被害であろう、登山道は荒れている。
橋はこんな状態。


この岩は、下が土砂で流されたようで、支柱と共に空中に浮き上がっている。

見上げると岩山。白岩という地名の由来はきっと白い石、石灰石からだろう。石灰石の採掘場だったところもあり、モノレールが設置されている。

ハナネコノメソウ

急登、尾根が見えてきた。あの尾根が鳥首峠だ。

奥秩父の山々、この辺りはあまり訪れていないので山名がさっぱりわかない。

この山は天神山。まずはここを超えないと。春の光なれど冷たい風がふきすさぶ。

小さな天神山の表示。風があまりこないので、ここでランチ。

木の枝から透けて見えるのが、左は大持山、右は武甲山だろう。

ウノタワ
ここはウノタワ伝説がある。伝説では大きな沼だったとか。大きな開けた窪地。

関東平野一望、筑波山やスカイツリーも見えた。

下山は麦坂峠経由で一の鳥居へ。
この辺りの林道はかなり荒れている。

一の鳥居
下山したもののタクシーが呼べない。電波が全くない。
武甲山の麓の工場前も電波なし。ドコモの携帯のみ繋がり、タクシーが来てくれた。

丸裸な武甲山。この山はどこまでも削られるのかしら。
登山禁止らしいが、一の鳥居の駐車場には車が沢山停めてあった。

久々のロングコース、しっかり歩いた。いよいよ、登山シーズンの到来。