6月に入り、私にとっていよいよ本格的な山シーズン到来。
次の山の足慣らしを兼ねて、300名山である釈迦ガ岳へ。
時はちょうどツツジのシーズン。登山口の大間々台の駐車場はすでに満車。山の駅にどうにか停められた。
今週と来週の週末は大間々台と山の駅間無料バスが出ている。
しかし、その詳細に気づいたのはもっと後だった。


駐車場にはレンゲツツジ。

山の駅スタートとなったので予定よりも1時間多くかかりそう。頑張って歩かないと。

真っ赤な山ツツジ。

沢も渡る。

沢沿いには、トリカブトがたくさん生えている。蕾も大きく膨らんで。

シラカバとヤマツツジ。

大きなツツジの木、

ミズナラかな。新緑 、幹、トウゴクミツバツツジの色合いがいい。

シロヤシオもちらほら。この辺りは、もう、花もおしまいに近い。

トウゴクミツバツツジは、林間に見事な色をそえる。

標高を上げてくると、シロヤシオは見頃に。

山の斜面一面に、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジが咲き誇る。

霧が少し晴れてきた。あの山は何という山かしら?

シロヤシオの花々はこの辺りが一番の見頃。

縄文ツツジ、この太い幹。ここまで育つのにどれくらいの年月がかかるのだろう?
縄文時代からではないと思うが。


剣ヶ峰到着。眺望なし。行程を確認。急がないと。
ここで、ランチタイム。
山頂まで待てない。お腹空いたあ。

釈迦ガ岳がどこなのか?これかなと思ったのだが方向が異なる。鶏頂山かな。

だんだん道が険しくなる。この先、岩ぽいところが多くなった。

シャクナゲがたった一つ。

山頂。晴れていれば360度のパノラマ。

釈迦ヶ岳の名前の由来はこれだね。

やっぱり300名山の鶏頂山だろう。いつか、登ろう。

下山を急ぐ。
シロヤシオの可憐さに足を止める。

栃木県の山は、名前がわからない。

明るい林に。

下界の街が輝いている。下界は晴れているようだ。

今までとは全く異なる景観。がれ場だ。

八海山神社。祠は石に埋もれたまま。

ここから見晴らし台コースを下る。大間々台まで、急ぐ急ぐ。

とても残念なことに最終バスに間に合わなかった。最終バスは15時だった。無料バスがあるとスタート前に駐車場の係の人に聞いたのに、ちゃんと時間を見ていなかった。16時だと思い込んで、大急ぎ下ってきたのだが。時は15時45分。

仕方なく、山の駅までトボトボと。あと3km歩かなくては。
救いは、この車道の両側のツツジが美しいこと。

サラサドウダンも。



漸く、駐車場である山の駅に。

このところ多忙であった為、あんまり調べもせずに来てしまった釈迦ヶ岳。16.5kmの行程は久々で辛かった。想定外だったツツジのハイシーズンに遭遇し、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジを満喫できた。
釈迦ヶ岳、歩きやすい山道だったが、次の山の為の訓練登山にはなったかな。