天理駅に到着。
本日は、山野辺の道を歩く。
駅前でインフォーメーションを探したが見当たらない。駅前に設置されていたこの界隈の地図をじっと見る。


まずは石上神宮を目指してGO‼️

天理の街は巨大な天理教の建物が点在している。
そんな光景をキョロキョロしながら早足で歩く。

やっと、石上神宮。
参拝者はちらほら。


鳥居をくぐると、鳥たちが雄叫びをあげている。

楼門、鎌倉時代末期のものとか。
そもそもは、ここは、日本最古の神社の一つで、物部氏の総氏神として祀られているらしい。七支刀で有名なところだ。

禁足地の所まで、やってくる。結界の向こうから、2人の若い禰宜が榊らしきものを手に、下ってきた。

何故か、楼門かまたまた霞んでしまう。

鏡池、

桜井駅に、16時には着きたいので、早足で先を急ぐ。

芭蕉の句碑

今は池のみが残る承久寺跡


この辺りからは、全く人と出会わない。

夜都伎神社、不気味なほど静寂。


雨が降ってきた。古い街並みを駆け抜ける。

大和盆地を見渡す。

この地は、家のキワまで水が来ている。
あれも、古墳だな。

猿田彦大神と刻まれている。神社跡のようだ。
道端に朽ち果てて。昔はどんなお宮があったのかしら?

古い民家の土塀。タイムスリップした気分。

向こうに見えるのは、古墳のようだ。


これもまた、日本最古の神社

ひっそりと。雨が激しくなり、この散策を中止しようかと思案する。もう少し先まで急ごう。
大和神社


畑の中に、石張りの道。山野辺の道は続く。だけど、この石張りはすぐに途切れてしまう。


長岳寺到着。天理駅から3時間歩き、いささか疲れた。この注連縄のなり損ないのようなものは何?

ここでは、素麺が食べられるので、休憩方々拝観。お素麺を出してくれた方が山ガール。暫し、山談義。携帯を充電器に繋いだのだが、何故か充電できない。
大変だ‼️
急速充電する場所は無さそう。


モバイルSuicaが入ってるし、携帯が使えないと困る。
雨もやみそうもないので、桜井駅まで歩くことは断念。巻向まで歩き、箸墓古墳で今日終了としよう。

崇神天皇陵や景行天皇陵と言われている古墳群を通り抜ける。前方後円墳は、水が張ってあるとその大きさが更に強調される感じ。
誰もいない。

ひと周りしたいところだが、雨、携帯の電池切れの心配、それに、16時前には桜井駅に到着したいため、いそぐ、いそぐ。

レンゲばたけ。長閑な風景が広がる。
この隣に垂仁天皇なんとかという石碑があった。
写真がなくて、検証できない。

ここから、巻向駅目指して一路上ツ道を進む。
雨が降りしきる。

巻向駅から箸中というあたりに。古墳が見えた。あれが箸墓古墳だろう。

ヒミコという名をやたらと目にする。この辺りを卑弥呼の里と言うようだ。
古墳をひと周り。
こちらが正面かな。ヤマトトモモソヒメの文字か刻まれている。

外堀は溜池にでも流用されたのだろう。大きな池。

電車の時間まで、やや時間があるので、纏向遺跡の館跡のようなところへ。
列柱があるばかり。
予定より、1時間早いが散策をきりあげた。大神神社は明後日にでもまわろうか。

巻向駅は変わった駅だった。ホームがひとつだけ。上りも下りも一緒。
写真を撮りたいが、電池切れが怖いので我慢。
Suicaで入場。乗換案内では、桜井駅で乗換。

桜井駅に着いた。急行は同じホームだろうとそのままでいると、乗客全員が階段を上って行った。
次の時刻の電車を見ると、乗換案内と全く異なる。(実は、巻向駅はJR,、その時私はそのことに気づいていない)上に上がり、駅員さんに尋ねると一言。
「あ、それは近鉄ね。」がーん‼️
巻向から乗った電車も近鉄と思い込んでいた。急いで、近鉄の乗り場に移動。間に合った。

今夜は、伊賀に宿泊。

山野辺の道、あと少しだったが、まあ、箸墓古墳も訪ねられたので良いとしよう。
それにしても、誰が名付けたのか、山野辺の道、本当に山の辺を通っていた。

たった一人の山野辺の道といっても、過言でないくらい、静かな散策だった。