さ今週も足利に、アカヤシオを求めて。
毎年、春になると登山がキツくなる。冬の間、4時間程度の山行きしかしていないからだ。そこで、身体を慣らすためにロングルートを選んだ。おまけに、このルートには、アカヤシオが多く植生している。お花見登山としては、大満足。
今日は、ロングルート。
スタートは石尊山から。山道を歩く。
山頂には、祠がある。
仙人ケ岳山頂まで、多くのピークを踏み、登ったり降りたりの繰り返し。
その両側には、アカヤシオがいっぱい。
やっと到着。今日は、尾根は風がとても強い。稜線から、一歩下り、枯葉に埋もれるようにしてランチタイム。日差しは、暖かく、暑いくらい。
ここから、峠まで下り、仙人ケ岳をめざす。
しばらくして、松田ダム湖が見えてきたあたりから、両サイドにアカヤシオが咲き乱れる。
2月に登った赤雪山も正面に。
ここから、白葉峠(しらっぱ)方面へ下る。
これが、困難の始まり。長い長いロード。
少し下ると、あたりは荒野のよう。数年前の山火事の残骸。数日間燃えていたという。
ニュースで知ってはいたが、その現場の広いこと。植林作業が行われているようだが、とにかく広大だ。すり鉢状に燃え広がっている。
そんな風景の中に、ピンクのアカヤシオを見つけるとホッとする。
この、焼け跡の尾根は、登山道も歩きにくい。
ちょうど、群馬県桐生市と栃木県足利市の県境を歩くことに。
仙人ケ岳の山頂から3時間近くかかり、やっと白葉峠に到着。
峠には、満開のヤマザクラ。
一瞬、ここからこの道を下ろうかと思ったが、調べたら45分かかる。それではと、一念を奮起してまた山道に入る。
標高は高くない里山だったが、アップダウンが激しく、おまけに、下山ルートの山火事跡の山道はとても歩きにくかった。
さあ、これで、次から登る山、少しは楽になるかな。でも、百名山を本格的に登りだすのは、6月になってからになりそうだ。