今日は移動日。移動だけで、終わらせるにはもったいない。絶好の登山日和。
佐野IC近くの三毳山で、ちょっと足慣らし。
三毳山の春大好き。


ミツバツツジがお出迎え。

タチツボスミレ


モミジの新緑のグラデーション

あれあれ、日本タンポポみたいだ。

イチリンソウ

ネコノメソウ

あった、あった。カタクリさん。まだ咲いている。売店のおばちゃんにきいたら、もうあまり咲いていないような口ぶりだったけど、まだまだありました。

ニリンソウとカタクリを交互に眺める。


こちらはニリンソウ、イチリンソウと似ているけど、葉っぱの形が異なる。

ニリンソウの群生



中岳に向かう途中の斜面はカタクリに覆われて。
カタクリ園というらしい。

見下ろすと三毳山は春色に染まって。

中岳山頂、ここで鹿沼から来た男性と百名山談義をしばし。

私は青竜ケ岳を目指す。
コナラかなあ?新緑が美しい。

ヤマザクラも満開。



うららかな日差しの中、雑木林の中を歩く。

山頂

男体山がうっすらと。

青竜ケ岳からカタクリ群生地に下る。
ヒトリシズカがいくつも咲いている。


反対方向から青竜ケ岳を登ってきた人に、カタクリ群生地のカタクリはどうですかと尋ねると、浮かない返事だった。

だけど、きた甲斐があった。
まだまだ、綺麗なのがたくさんある。

昨年は、最盛期に訪れたのだが、人がいっぱい。行列を作っていた。だけど、今日は、この広いカタクリの群生地を私の独り占め。
おつかれのカタクリさんが多いけど、静かな山中で、たった一人で、この群生を見入る。

イチリンソウは、去年と同じ所に。

カタクリさん、また、来年。
鹿よけのゲートをしっかり締めて、群生地を後にする。

少し下ると、昨年と同じようにミズバショウが咲く。今年はちょっと、水が足りないようだ。

カタクリの群生地の山裾を歩いて行くと、ひっそりとこんな石碑。流石、栃木県。

レンギョウも真っ盛り。

春色の三毳山、

青竜ケ岳を見上げる。

その下には、高平寺。昨年見つけた桜スポット。今日は時間がないので、遠景で。

ゴール、とちぎ花センター。

駐車場から、もう一度三毳山を眺める。

2年前に、初めて訪れた三毳山。春のここの景色はなんとも言いようがない。
簡単に登れて、こんなにも多くの花々に出会えるのだから。