東寺の特別展が開催されているので、国立博物館へ。
博物館の前にあるこの大きな木、前からちょっと気になっていた。

下から見上げると、何か花のようなものが。

ズームしてみると、なんと、ユリノキ。
ユリノキてこんな大木になるんだ。
家の近くの街路樹は、めいっぱい剪定されてしまうので全く花が咲かない。

さてさて、お目当ての仏像。
閉館近くに訪れたので、意外とすいていて、正面からも裏からもどれもじっくりみることができた。

撮影が許可されていた帝釈天騎象像


私が一番気に入ったのは、兜跋毘沙門天立像。
気品のあるいいお顔。立ち姿が優雅。
写真がないのが残念。

仏像は、お寺で観ると暗くて詳細がつかめないけど、博物館だと間近で見られるのがいい。

仏像を見ていたら雨も上がった。

外に出ると、建物の間からスカイツリーが見えた。

上野駅に下る。お花見客で溢れている。寒さでこの池から湯気が立ち上る。

桜の木の下は、宴の後たけなわの人、場所取りでポツンといる人。

やあ、外国人が多い。この寒いのにペラペラの着物を着ている人も。インバウンド、インバウンドて言うけど、上野界隈のお花見もそのスポットなんだと改めて知る。
お花見体験で、日本を好きになってくれるのかなあ。数年後、ここの桜の木の下は外国人に占拠されてしまうかも、なんて考えてしまった。


今夜は、冷えるのでお花見も覚悟が必要だ。

今日は、東寺の特別展を目当で、お花見のことをすっかり忘れて上野に来て、大混雑に紛れ込んでしまった私でした。