山の会の例会。
本日は甲州アルプス。
下山時に顔を出してくれた富士山。
富士山が見えるか見えないかで、山梨の山の満足度が大きく異なる。

今回は、湯ノ沢峠登山口までは甲斐大和駅からタクシーで。
沢沿いを歩く。昨日の雨のせいか水量が多い。

沢沿いにはトリカブトが沢山。

白っぽいトリカブト。と思ったら、アズマレイジンソウと言うのだと、山仲間に教えてもらいました。

このキノコ、名前は何かな。

湯ノ沢峠避難小屋、使えるのかな。
ここに、駐車場がありトイレもある。

湯ノ沢峠避難小屋の所から、急坂を登りきると
あ、富士山

雲が出てきちゃった。

白谷の丸から黒岳へ。
登山道は崩壊している。立木が根こそぎ倒れていたり、倒木が何本もあったり、何箇所も登山道を塞ぐ。特に、白谷の丸から黒岳までは、台風で木が倒されたのかひどい。倒木を乗り越え、時には匍匐前進。
川胡桃沢の頭を越え、牛奥の雁ヶ腹摺山を目指す。

この後も、ブッシュに覆われた道、岩は濡れて滑りやすい。転ばぬように、危ないところは声かけあって。

小金沢山周辺は、2年前よりピンクの目印が増えたものの、登山道がわからなくなることしばしば。GPSで方向を確認し目印を探しながら、やっと天狗棚山の見えるところまで。
一人じゃ怖くて歩けない道だ。

ここまでくると一安心。


孤高のシラカバ。


甲州アルプスて以前山の雑誌に紹介されていたのを読んだことがある。今は、訪れる人はあまりいないようだ。湯ノ沢峠で3人の下山する人にあった他は黒岳方面では誰にも出会っていない。こんな良い天気なのに。
尾根から見える景色は素晴らしいルートなのだが。

霧立ち上る。

大菩薩湖の水面が輝く。

2年前にここを歩いた時は、ガスっていて、さらに雨まで降って、あたりの景色もろくに見えなかった。
今日は、大菩薩湖を見下ろし、富士山をはじめ周囲の山並がバッチリ。

足元には、笹のブッシュの中で、リンドウが。

石丸峠の道からは整備されている。大菩薩峠、百名山に繋がる道は違う。

富士山の頭がくっきり見えてきた。

石丸峠からタクシーを頼んで下山を続けたが小屋平まで思ったより遠くて運転手さんを待たせたようだ。

待っていてくれたタクシーの運転手さんに感謝感謝。

こうして、14kmあまりの本日のトレッキング終了。結構ハードな山行きだった。