黒姫山
昨年11月に戸隠を訪れた時に、霊仙寺湖から眺めた。この素敵なフォルムに魅せられ、私の登りたい山リストに保存された。(昨年11月の写真)
種池までやってくると、黒姫山の頭が見えた。
そして古池、池から霧が昇り立つ。
古池の淵から西登山道新道に進む。
しばらく森林の中を歩き、しなの木で一休み。
しなの木は信濃の語源と言われている。信濃は古くは科野と書かれていた。シナノキを沢山産出したことが由来らしい。
坂道が続く。ちょっと一休み。振り向くと、戸隠連山。
シラタマノキが多い。
ここで、2度目の朝ごはん。
帰りは西登山コースで。こちらは新道とは大違い。大きな岩がゴロゴロ。
この山は、4万年前の活動期に形成された。
それが最新の活動期だそうだ。
残念なことに、池は水が少なく干上がりそうな感じ。
ここが黒姫山の火口原だ。黒姫山湖沼湿原群で日本の重要湿地500の一つだという。
風穴、ひんやりとした空気が漂う。
天狗岩と書かれている。
濡れていないのが幸いで、雨上がりだったらさぞかし難儀な道だろう。
西登山口までの時間がえらく長かった。
お化けのように大きな水芭蕉が沢山あったので、きっといつもは湿地帯なんだろう。だけど、今はカラカラ。
地図にある大ダルミもカラカラ。
分岐に出て、大橋林道方面へ下りる。
あら、何この垂れ下がったものは。
調べてみると、サワグルミの雄花。