この週末は戸隠の山登り。
今日は、飯縄山。
朝早い新幹線で長野へ。
長野駅から戸隠方面のバスで、飯縄山登山口下車。
バス停からしばし歩く。
民家の門近くに、「ルピナス」の種をどうぞと書かれていて、レジ袋まで添えてあるお家を発見。
遠慮なく種を頂く。

いよいよ登山口。

飯縄神社の一の鳥居

登山道に沢山あった赤い実。食べられるのかしら?と食いしん坊な私。
調べてみるとコバノフユイチゴのようだ。食用になるらしい。

こんな立て札が。十三仏が登山に設置されている。建立は文化13年.1821年あたりだろうか。

登山道には石仏が並ぶ。標高の低い方のものはお顔が皆似ている。まだあまり朽ちてないところから見て、新しそうだ。上の方のものは、顔立ちが異なる。
現在まで、残されているてすごい。

飯縄神社奥宮の鳥居と奥に祠。
この神社とても気になっている。飯綱神社が家の近くにあるので、なんらかの関係があるのではと。

少し先まで登ると、お宮。
御神体の鏡はむき出し。
私たちはあまりの暑さに神様にお許しを乞い、ここで、しばし休ませてもらう。

このお宮は村を見下ろすように建っている。鳥居の前は崖。
どうして、こんな建てられ方なのだろう。
鳥居をくぐる参道がない。

この奥宮の前から飯縄山がバッチリ見える。
お山が御神体なら向きがおかしい。先ほどの、石の祠がそもそもあった奥宮なのだろうか?

奥宮の後ろ手、お地蔵様。この前を通って飯縄山山頂を目指す。
神仏習合の飯綱神社らしく、ここにはお地蔵様。
十三仏とは別物のようだ。

山頂近くの稜線にはお花がいっぱい。
マツムシソウ、ハクサンフウロ、ヤナギラン、シモツケソウ、ヤマハハコなどなど。
オヤマノリンドウも沢山あったが、蕾はまだ固い。あと1週間後かしら。

山頂からは白馬三山、五竜岳など北アルプスの山々がよく見える。戸隠連山も。


だけど、暑くて、長居はできない。
何しろ熱中症予防が本日の最大の課題。
日の当たるあつ〜い山道を下る。

オヤマボクチが背比べ。わ

戸隠神社中社の近くの神告げの湯になだれ込む。
自販機に飛びつき、冷たいコカコーラが沁みる。
何しろ全身から絞れるほどの汗が。

お泊まりはペンション ピコ。

ご夫婦で経営しているようだ。
夕食もとても美味しかった。手作りにこだわりがあるようで、コーンスープももぎたてコーンで。
焼き海老の蕗味噌(もちろん手作り)がたまらなかった。

翌朝も4時に焼きたてのパン、手作りのジャムたっぷりの朝食を出してくれた。

夜は、輝く火星、満天の星空を眺め、眠りについた。