伊賀上野の滞在中、目が醒め小窓から庭に目をやると、朝日が木漏れ日を作っている。
それがあまりにも美しいので、外に出て散策を始めた。

朝日と田んぼ

山側に目をやると、ヤマツツジの子どもが花を咲かせている。
首都圏だったら、この苗をきっと誰かが持っていってしまうに違いない。



関西の田んぼは、関東とは雰囲気が異なる。


林の中の小道。
こんな素敵な散策路があるのに、誰とも会わない。

ウツギか満開、




ちょっとだけ残念なのは、これらの田んぼは、全て鹿よけの電気柵で囲まれていること。



かつての小川だったところだろう、護岸工事されている。この水は、霊山から一直線で流れ落ちて来るのだろう。

アザミの色も鮮やか。

日が高くなってきた。それでも、まだ、車一台、人っ子一人とも出会っていない。
人口密度が低いせいかしら?
伊賀市の人口てどれくらいかなあ。調べてみると、92477人(2018.4.30)
面積が広いのだろう。
そんなことを考えながら、田んぼの中を歩く。

田植えを終えたばかりの田んぼが続く。

高台に広場があった。
よく見ると、隅の方に祠。
何を祀っているのかと見てみたが、わからない。
この場所、もしかして、神社の跡地かな。

小道を集落のある方へ下る。

アオサギ発見。

人家の近くに来ると、一人、二人人を見かけるようになった。

朝日を浴びて静かな田園風景に親しめたひと時か持てた。