北海道ステイは思わぬ事故で入院含めての2週間となった。
どうやって帰宅するか考えた。
その結果、車で北海道に来ている山友が、フェリーだったら新潟駅まで付き添ってくれるというので、フェリーで帰ることに。

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飛行機も考えたけど、ザックを送ったりなんだりが必要だから、人の手を頼ってしまった。
山友さん、本当にありがとう。
お世話になりました。

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船室はこんな感じ。
フェリーのスタッフもとても親切にして下さり、車椅子を借りて、結構快適。
船内のイベントもレストランも、甲板にも
車椅子でスイスイ。
船から積丹半島に沈む夕日を眺めたり。
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飛行機は早くて良いが、船旅も悪くない。
何よりも、足を伸ばして乗っていられるのが足を怪我した私にはベストな体勢。

船室からも夕日や月や朝日も見ることができた。
この船、露天風呂もあるのだが、残念ながら今回は入れない。

怪我人のため、乗船も下船も優先枠で、係の人に早々に車椅子で運んでもらい、松葉杖は船内では使わずじまい。

新潟駅からMAXときで東京へ。

大変だったのは東京駅。
人が多くて、階段もあって全然バリアフリーでない。それに、松葉杖でスロープを通るとかなり遠回りになる。

次の難問は地下鉄まで。丸の内線も総武線も人混みを歩かなければならないので、八重洲口から大手町まで歩くことにした。
いつもはあまり感じない道のりが、今日は遠かった。休み休み。手のひらも腕も痛くなった。
大手町に着き、電車を待つ。
これまで意識したことが無かったが、優先席マークのある乗車口で待つ。
幸いに、座れた。
ホッと一息。

地元の駅へ。
いつもいるタクシーがなぜか一台もいない。
全く来る気配なし。
なぜ?
そこに、バスが来たので、急いでバス乗り場に移動。
やれやれ、またバス停から歩かなければ。

ようやく、自宅に到着。
玄関の階段、難なくクリア。
室内の階段も松葉杖で。

自室へ。
窓を開けて、ベッドに倒れこむ。

やれやれ。