強風は収まらず、朝を迎える。
チングルマ、
外に出てみると、近くの山々はくっきり。
半ば、五竜岳に行けるかどうかは五分五分。とりあえず、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を登り、その後の天気次第で、良ければ天狗平から唐松岳を目指す。悪ければ、白馬鑓温泉に降りることにし、出発。
この時点では、くっきりと登山道も見え、歩いている人の姿も確認できた。
チングルマ、
しかし、登っていくとガスが立ち込め、稜線に立つと何も見えなくなった。
そして、強い風。
とばされないように一歩一歩稜線を歩く。
オオカサモチ
杓子岳を下り、雨具をしっかり着込む。ザックカバーを強風が扇ぐ。バタバタと背中で唸る。
雨足が強まる。
やっと、白馬鑓ヶ岳にたどり着く。
白馬三山ゲット。
この時点で、唐松岳行きは断念。天候が悪すぎる。
鑓温泉に降りることに。
白馬鑓ヶ岳もお花畑。オダマキやチングルマが咲き乱れていたが、あまりにも天候が悪くなり、写真を撮ることもできなかった。