2023.12.21


悪性腫瘍の詳細について聞きにいく。



アメリカはまだ前日の夕方で、


子供達と夕飯を食べながら


姉からの連絡を待っていました。



"やっぱりウィルス性だったー!"



なんて軽い感じで


連絡くれるのかなぁと、


なんだか合格発表を待っているような


不安と、早く知ってスッキリしたい!


いうような気持ちでした。



ただ、姉から来たメッセージは



"腺様嚢胞癌"



ん?なにこれ?


すぐネットで検索しました。


そこで出てきた


検索結果に絶句しました。。



長期予後不良‥


嘘でしょ‥



頭が真っ白になりました。


ウィルス性中咽頭癌で


予後良好と思っていたのに、


希少がんで、


それも予後不良って‥



しばらくして


姉から電話がかかってきて、


姉の声を聞いたら、


涙が堪えられませんでした。


泣きたいのは姉のはずなのに‥


私が泣いてごめんね。



姉は、両親にどう伝えようか


悩んでいる様子でした。


自分の子供が癌だって知ったら、


両親きっと傷つくよね‥と。


こんな時でも周りの人の心配をしてる。


姉らしい。



母はまだ仕事中だったため、


まず私から父に


電話で姉が癌であることと


病名を伝えることにしました。


詳細は少し時間を置いて

姉から電話するとのこと。


私が泣きながら父に電話すると、

父は全く取り乱すことなく

冷静に聞いてくれました。



こんなこと、

夢であってくれれば良いのに。



涙もろい私は、


姉から腫瘍が見つかったとの


連絡をもらってから、


何度も、何度も、涙しました。


でもこの日は、


たくさん、たくさん、


声を出して泣きました。







姉の治療が終わって、落ち着いたら、

一緒にハワイに行きたいな!

必ず一緒に行こう!