今日は、先日より行きたかった神戸ファッション美術館【日本の男服 ~メンズ・ファションの源泉~】展に行って参りました。
今回の展示会では「男のオシャレ 遍歴をたどる」ということで、日本人の洋装化が始まった明治以降からの貴重な資料(100点越え)を拝見することができ、とても感激しました。
お洒落になりたい男性は、ブランド店を周るより、このような機会にメンズファションの歴史を学ぶことの方が、お洒落への近道ではないかと思います。(歴史を学んだからといってその知識を女性の前でひけらかすようなことは、しないでくださいね。)
折角の知的ファッションが、自己満足の匂いのするキメすぎファションの人や、意味もなく全身ブランドづくめの方と同じように想われます。
あくまでも、さりげなく、粋に。
スーツと言えばイギリスやイタリア・アメリカなど西洋の装いの歴史、洋画にでてくる俳優のスーツ姿はシブくて、かっこいい「どんなスーツを着ているんだろう」と興味を持って観ていますが
日本人のスーツの歴史には、今まであまり興味がなかったもので(すみません)、今回とても勉強になりました。
戦争によって広まった日本の洋装化ですが、個人的には日本人は軍服姿より、時代劇の鎧姿の方が素敵に感じる気がします。
会場には、仕立服のパーツ(生地、裏地、芯地、パッドなど副素材を含めると200点以上)が分かりやすく展示されていました
皆さんが着ている洋服、それがどこから来て、どのように広がり、どのように変わっていくのか。
残念ながら明日までの展示会ですが、メンズファッションにご興味のある方は是非ご参加ください。
今月は、自己投資の時間をいつもより多めにとっているので、1か月がとても楽しみです。
装うことの楽しさ、一着の洋服が出来上がるまでの仕立て職人さんの技術、自分たちが着ている洋服により意識を持っていただけるよう、学んだことを皆様にアウトプットしていきたいです。
Bloom & Riches 山本 じゅん
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