湿気が凄くて外に出るのも

億劫に感じてしまいますね。



台風が近づいておりやや風も強め。

私は広島在住ですが

もうここまで風が届いているのかとやや不安…







今日は始めて

〜〝多形滲出性紅斑〟を
発症した時〜

の事を記憶を辿ってみようと思います。





幼少期はアトピーで

たまご 乳製品を食べると

肘の表側にカサカサのアトピーが出ていました。


もう小学生中学年頃には、

アトピーはすっかり落ち着きました。





そして中学2年生の時に

アナフィラキシーを起こしました。


これは病院に通い検査した結果

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

という結果でした。



私の場合 〝小麦〟 が原因で、

思い返せば放課後部活中にも

蕁麻疹が広がっていた時などは

給食がパンだったり 揚物だったり

小麦を使用しており、

酷いアナフィラキシーを起こした時は、

唐揚げを食べた後にすぐ

サッカーをして遊んでアナフィラキシーを

引き起こしてしまいました。





この頃から自分自身

皮膚が弱いだけではなく、

アレルギー体質なんだなということは理解しました






そして私はソフトテニス部に入っており

炎天下の中よくテニスをしていました。

すると、夏頃

指の関節にだけポツポツと赤い湿疹が出てきて

いつの間にか紅斑となり

痒みも強かった事を覚えています。


これがいわゆる

多形滲出性紅斑   です



今冷静に考えると中学生の頃から

多形滲出性紅斑と出会っていたのか…

と少し驚きです。


というのも、

この頃は症状も手の指の関節にのみで

紅斑もある程度の大きさになると

引っ込んですぐに治っていたので、

たんなる紫外線によるものだと考えて

あまり悩みには思っていませんでした。





やはりよく出来るのは、

春先〜 夏をピークに 秋終わりまで


です。





そして成人して、

どんどん指の関節に出来る痒いものの

正体が気になったのと、

どんどん症状が酷くなってきていたので、

病院にやっと行きます。



ですが、多形滲出性紅斑という

結果にたどり着くまで半年以上もかかりました。



皮膚科というのは案外

原因が不明でも薬を処方して

痒みに対する対処療法をします


あまり原因を自分から強く知りたいと

言わない限りは、

ステロイドの処方が続くばかりで

原因解明までに中々辿り着けませんでした。




セカンドオピニオンを何回もしました。

途中で諦めたので

それを含めると1年半以上は原因不明の

紅斑として、モヤモヤしていました。




そして年をまたぎ、

夏が来た頃、案の定ポツポツが出来て

痒みが激しくストレス。


もう原因は不明で良いから痒みだけでも…と

当時引越した家の最寄りの皮膚科へ…


するとそこで初めて先生から、

多形滲出性紅斑ですね

と伝えられます。



病名が分かったことが

こんなに嬉しかったことはありません。


先生は分かりやすく本を用いて

私に丁寧に多形滲出性紅斑について説明してくれました。


頷けるところが沢山あって

それだけで私は気持ちが楽になりました。



そして私の症状は軽症という事も分かり、

もっと辛い思いをしている方も

いると言うことも理解しました。



多形滲出性紅斑の原因は様々で

薬  食物  ストレス  紫外線 細菌感染 etc…



これを聞いた時、

夏にピークを迎える自分は

紫外線が要因なのではと思いました。(この時は)





22歳ではじめて紅斑の正体を知りました。

まだこの時は指の関節にできるだけで

酷いと全部の指がボッコボコに膨れて紅斑となり

痒くて痒くて夜はのたうち回ります



痒みは時に痛みよりつらい


と聞きますが、本当にそうだと思います…






学生の頃から思うと症状も

少しずつ少しずつ酷くなってきていると思います


実際26歳となった現在、

身体のあちこちに多形滲出性紅斑が

出来るようになりました。



手の指だけではおさまらなくなったのです。




ここから要因は紫外線だけでは

ないのでは?…

と思いはじめます。







紅斑自体、過去と比べると


大きく広がるなるようになり、


淵がもりあがります。


搔くと痒みが弾むだけでなく


熱を帯びてジンジンします。




指の関節だけだったのも、


掌、指の原、手の甲、手首と


範囲が徐々にあちこちに広がってきています。






これは紫外線の量が多かったからか?


ストレスか?


細菌感染(マイコプラズマ、ヘルペス etc…)?



それとも免疫が落ちていたのか?




考え事ばかりです…






今日はこの程度です…


おおまかな発症〜


原因解明〜


今は常に考え事をしているような状態です。





でも向き合うと決めたので、


今は治療に集中します。





皮膚疾患は、軽症〜重症 関係なく


みんな辛いと思います…



特に私のような多形滲出性紅斑の


患者としては軽症な身では、



入院とかもなく、


全部自分自信が病気と向き合わなければいけません。




治ったと思ったらまた新しいポツができ、


ゴールの見えない毎日で


クヨクヨしてしまいますが、




一生そこに紅斑がある訳ではないんだと


信じています。







夏をいつか心から楽しいと叫びたい


太陽の光に感謝出来るようになりたい







2023-08-08