グーテンターク!お元気ですか?
私は昨日、ドイツ在住俳優の田川達也(Tatsuya Tagawa)さんが出演されているということで、ミュンヘン国際映画祭で公開中の映画「Touch」を観に行ってきました。舞台挨拶付き
アイスランドで作られた映画には珍しく、本木雅弘さんやKōki,さんなど、日本人の俳優や女優も多く出演しています。映画は、エギル・オーラフソン氏の演ずる年老いたレストランのオーナー、クリストファーが、コロナ禍が席巻する中、アイスランドからロンドン、そして日本へと旅をする物語。彼の回想とともに、映画は、1969年、ロンドンの日本料理店「ニッポン」へとフラッシュ・バックします。
物語の核となるこの日本料理店でのシーン、実はアイスランドのスタジオに組んだセットで撮影されています。
オーラブル・ヨハン・オーラフソン氏の書かれた同名の小説に基づくこの映画、アイスランドでは原作が2020年に出版されて、国内でベストセラーになり話題となりました。
料理店のムードメーカー「Arai-san」として出演されている田川さんとは、私が渡欧したばかりの頃、俳優活動を通じてご縁をいただきました。
オペラ歌手としても長いキャリアを積まれており、ドイツ語英語共に堪能で、現在もヨーロッパ各地のドラマ、映画、コマーシャルなどで幅広くご活躍されています。
そして以前わたしが出演したギリシャ映画「PERSEPHONE」やハリウッド映画「Minamata」のオーディションを受けるきっかけを下さった方でもあります。恩人!
最後にウィーンでお会いしてから数年越しの再会、とても楽しみにしていました
会場はこちら、ASTOR Film Lounge。大きい、美しい!見事に満席でした。
座席幅には余裕がありフカフカで、フットレスト機能まで付いていました。日本だとTOHOシネマズ六本木ヒルズのような映画館ですね、快適〜ぃぃ
ウェルカムメッセージの後、ロゼを頂きながら映画を鑑賞。...気付けばTouchの世界に深く入り込み二時間があっという間!
感動的なラストにじわ〜っとしながら、エンドロールが流れた瞬間「えっ終わっちゃった、ヤダ〜(泣)」と思ったくらい
田川さん、皆さん名演。国と時代を背負い跨ぐ、壮大でありながらも日本人として共感に痛感も多くある内容で、映像も美しくて見惚れる。
改めて観たいと思うほど、本当に良い映画でした
△ アイスランド版ポスター
映画終了後のお話、質疑応答。
田川さんも登場!
ニヤけながら写真バシバシ撮らせていただいてました。←ただのファン 立ち姿もさすがカッコよかったです。