引っ越し後、"知る人ぞ知る"南ドイツ「ランツフート」を観光してきました。
ミュンヘンから電車で一本、一時間かからない距離感です。
パステル調の建物が可愛いですよね
聞くところによると、この街は景観維持をするため「一階にしか店名を書いてはならない」決まりがあるそうで。もしかすると色調についても結構なルールがあるのかもしれないですね〜!
チャンスがあれば今度聞いてみたいと思います。
この日は2時半のみっちりガイドツアーに参加。(この時景観ルールについて尋ねればよかったのにド忘れしてました)
見応えある市庁舎では内部ホールに入らせて頂けました!
こちらは1475年に催されたランツフートの公爵の息子ゲオルクとポーランド国王の娘ヘドヴィクの結婚式の記念絵画。
4年に一度この結婚式を再現したイベント「Landshuter Hochzeit : ランツフートの結婚式」が開催されており、次回は2027年。
次に見せて頂いたのは街模型。
最後に訪れたのがSt. Martin Kirche : 聖マルチン教会。小さな街にも関わらず、世界で一番大きい煉瓦造教会なのだとか。
真ん中は迫害の様子を表したステンドグラス。
酷く胸の痛む光景です。一番上でCASTULUSの頬を打っているのはヒトラーであるとのこと。
今年亡くなったドイツ人の義祖母はこの時代の戦争を経験していて、少女一人で空襲から逃げ切ったのだそうでした。彼女の家にはヒトラーのサインが記された書類も遺されていて、あまりにも身近です。
ランツフートに関しては田舎町なのもあり大空襲の被害に遭うことはなかったのだそう。
それにしても今現在も世界中に戦争、迫害、暴虐に苦しむ人々が存在する事、そしてそれが近未来自分にも降りかかる可能性だってある事。近年本当によく考えるようになりました。
まずは少なくとも自分の身近なところで愛と平和を維持していく大切さを思います。それすら容易なことではないからこそ、自分には日々弱音にも似た祈りと助けが必要なのだと再認識させられるのです。
水辺にスーッと心洗われました。
![晴れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif)
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