先月末、4年半滞在したウィーンから南ドイツに引っ越してきました。
以前ブレーメンに2年ほど住んでいたので再びのドイツ。とはいえ地域も違うので、新生活が始まった期待のワクワクに胸を膨らませています
一番気にかけていた愛猫は、すっかり新居が気に入ったよう。とても繊細な暴れん坊なのでどうなるかな〜と少し心配していたのですが、ホッ
家の周りは自然豊かで癒されます。
新居を選ぶ際、水辺が近くにあるのが個人的高ポイントでした
ウィーンは自然との融合がありながらも目見麗しくオシャレで高貴な街、新天地は可愛らしく素朴でのどかな街という感じ。
それぞれの良さがありますが、南ドイツのこの街では人々が分け隔てなく互いを受け入れ合っている温かな感じがします。
店員さんを含め朗らかな方々が多く、マンションの住人も皆さんとても気さくで親切。日々癒され、すっかり肩の力が抜けてきました
対してウィーンの人々の特徴について表現された文章を発見し、「これだぁ」と笑えたのが以下。
"つまり人生の愉しみを求め、風変わりで、気難しく、不機嫌でメランコリーな特質であると同時に、国際的で、寛容で、思いやりの気質は、まさにウィーンの街そのものです。"
(オーストリアの休日より)
まさに。
素晴らしい出逢いにも恵まれましたが、気分屋で掴みどころない方々と接する事の多かった葛藤、鬱期も思い出深いものです
とはいえ最高に美しい芸術の都であり、世界で住みやすい街ランキングでも常にトップを走り続けるウィーン。
インフラも整ってますし、クラシック音楽家など肌に合う方々にとっては、とても優れた住居環境なのだろうなぁと思います。
わたしはこれまで細かいものを含めると、日本・海外と10回以上引っ越しをしてるのですが、このような地域性・人々の気質の違いにいつも興味を惹かれます。
個々の違いあれど全体が醸し出す空気感ってありますよね〜!「朱に交われば赤くなる」というように、自分も少なからず...いやかなりの影響を受けるよなぁと。
自分に合った場所で、ニコニコと気分良く過ごせたら何よりです