何かと厳しい夏ですね。
暑さ、地震、台風、停電、コロナ。
先日、
うちのALS患者さんが緊急入院になり、
その病院は、
入院中の重度訪問介護を受け入れたことが
ありませんでした。
ご家族は、
ヘルパー付き添いができないかと
かけあって下さいましたが、
ケアマネさんは私に、
「付き添いは認められていません。」
と言って電話を切りました。
私は、担当保健師さんに電話をかけて
「慣れていない病院で、
コミュニケーションも取れないわ
普段のニーズも分かってもらえないわだと
本人が不安でしょう?
地域連携室に必要性を伝えて下さい。
毎日コロナの検査が必要ならやってから
病室に入りますから。」
と話しました。
保健師さんは、困った様子でした。
私は内心、やっぱ無理か…と思いました。
今年から担当になった
若い女性の保健師さん。
ダメもとで病院に連絡してくれました。
半日ほど経って
保健師さんから電話がありました。
「総看護部長さんとお話ししました!
病棟も、お家でどんなケアをされているか
教えて欲しい と言われました!
ヘルパーさんが何人、どんな時間帯に入るか、
総看護部長さんに連絡してもらえますか?」
ご家族にそれを伝えると、電話口で
「良かった」と安堵の声が聞こえました。
それは嬉しかったです😊
保健師さん、お手柄です。
無事にヘルパーは付き添い、
もうすぐ退院できそうです。
たった1本の電話をかけたことで
全然違う結果になった
というお話しです♪